Report

レポート

第6回公開研究会を開催しました

7月7日に本協会大学評価研究所の公開研究会を実施しました。今回は「大学職員は変わったか」をテーマとして、オンラインで開催しました。
両角亜希子氏(大学評価研究所一般研究員、東京大学)による研究発表ののち、事例紹介として北九州市立大学の松尾太加志学長、実藤康文氏(学術振興課)、東京理科大学の木俣博史氏(野田統括部次長)が発表し、その後質疑応答・討論を行いました。
両角亜希子氏は、高等教育に関する深い識見から、研究成果を交えて大学職員の意識の変化に関わる話題を提供してくださいました。また、事例紹介として、北九州市立大学からは、若手大学職員の研修の機会をSD的に活用し、中期計画への反映を行っていること、さらに、東京理科大学では職員の意識や業務効率の向上に結び付けるために、人事制度を刷新していること等をご発表いただきました。
参加者からは、職員の能力開発に関して参考になったとする声や、大学業務の増加と見直しに関して示唆を得たなどの感想が聞かれ、有意義な会になったと存じます。
今回、研究発表・事例紹介として話題を提供してくださった登壇者の皆様、そして視聴参加してくださった方々に改めて御礼を申し上げます。今後とも大学評価研究所の成果や知見を活かしたイベントを多く企画してまいります。
当日資料は会員共通ページに掲載しています。