大学基準協会の概要

沿革

大学基準協会の歴史・沿革

主な出来事

※大学基準(草案)

1947年 大学基準協会の創立、大学基準の採択

アメリカのアクレディテーション団体をモデルに、当時の国・公・私立大学46校が発起校となって、自律的な大学団体として設立される。

1951年 適格判定の実施

加盟を希望する大学に対し、正会員としての適格性を判定するための「適格判定制度」を実施する。

1959年 財団法人としての設立許可を受ける

財団法人としての設立許可を受け、日本私立大学連盟会館から新宿区本塩町(現 四谷本塩町)に事務所を移転する。
(現在は新宿区市谷砂土原町に事務所を置く。)

1996年 大学評価の開始

各大学が実施する自己点検・評価を基礎とする大学評価を開始する。

2004年 わが国初の大学の認証評価機関となる。

2002年の学校教育法改正に伴う認証評価制度の開始にあわせて、本協会はわが国初の機関別認証評価機関として認定される。

  • 大学に対して文部科学大臣の認証を受けた評価機関による評価を7年以内の周期で受けることを義務付けるもの

2007年 短期大学、法科大学院の認証評価機関となる

2007年に新たに短期大学、法科大学院の認証評価機関としての認定を受ける。それ以降、様々な専門職大学院の認証評価機関となり、現在ではその領域は9分野に及ぶ。

2017年 獣医学教育評価を開始する

獣医学教育学士課程を擁する全国16大学の代表者で構成される「全国大学獣医学関係代表者協議会」の要請を受け、獣医学分野の第三者評価機関となる。その後、歯学分野についても全国29の歯科大学・歯学部による「歯学教育分野別評価協議会」からの要請を受け、歯学教育評価を実施している。

2018年 「大学評価研究所」を設立

評価システムの改善や大学の質的向上をより一層支援するため、2018年5月に「大学評価研究所」を設立する。

詳しい年表

1947年
(昭和22年)
大学基準協会創立(創立時メンバー46校)、「大学基準」を採択
「『大学基準』及びその解説」を刊行
1949年
(昭和24年)
「『大学院基準』及びその解説」を決定
1951年
(昭和26年)
全ての会員校に対し、会員相互資格審査を実施する旨通知
1952年
(昭和27年)
38大学を会員校として承認(国立18、公立2、私立18)
1959年
(昭和34年)
財団法人として設立許可を受ける
1992年
(平成4年)
『大学の自己点検・評価の手引き』を刊行
1995年
(平成7年)
新方式による大学評価に向けて『大学評価マニュアル』を公表
1996年
(平成8年)
大学の自己点検・評価を基礎とする大学評価を開始
INQAAHE(高等教育質保証機関国際ネットワーク)に加盟
2002年
(平成14年)
国際シンポジウム「国際的に通用しうる高等教育の質保証」開催
2004年
(平成16年)
大学の認証評価機関となる
2005年
(平成17年)
第1回認証評価結果を公表
2007年
(平成19年)
短期大学の認証評価機関となる
法科大学院の認証評価機関となる
加盟判定審査と相互評価を「大学評価」に一本化
2008年
(平成20年)
経営系専門職大学院の認証評価機関となる
2010年
(平成22年)
公共政策系専門職大学院の認証評価機関となる
2011年
(平成23年)
公衆衛生系専門職大学院の認証評価機関となる
2012年
(平成24年)
知的財産専門職大学院の認証評価機関となる
公益財団法人へ移行
2016年
(平成28年)
グローバル・コミュニケーション系専門職大学院の認証評価機関となる
2017年
(平成29年)
獣医学教育評価を開始する
デジタルコンテンツ系専門職大学院の認証評価機関となる
2018年
(平成30年)
「大学評価研究所」を設立する
TWAEA(台湾評鑑協会)との国際共同認証を開始する
2019年
(令和元年)
グローバル法務系専門職大学院の認証評価機関となる
2020年
(令和2年)
広報・情報系専門職大学院の認証評価機関となる
2021年
(令和3年)
歯学教育評価を開始する
※申請大学に対する評価は2022(令和4)年度より実施