海外の質保証機関との合同職員研修が２月26日から28日にかけてタイのバンコクで開催され、本協会からは３名の職員が参加しました。

この研修プログラムは、タイ、台湾、日本の３機関（ONESQA、TWAEA及び本協会）が合同で開催しているもので、昨年から実施しているものです。今回はタイのONESQAがホスト役を務めました。

研修では、学習成果の測定や、大学の質向上支援、社会との関係構築、そして評価におけるＩＴ利用といったテーマについてディスカッションし、それぞれの経験を共有しあいました。また、タイの教育省のもとにおかれ高等教育の責任機関となっているＯＨＥＣやシーナカリンウィロート大学を訪問し、質保証上の関心事項や内部質保証の経験等を学びました。
 

国際的な質保証が課題となる中、複数の国の機関が互いに互いを知り信頼を構築しあうことは何より重要なことと考えられます。本協会はこの研修等をベースにしつつ、他の両機関との関係を強めていきたいと考えています。また、国際的な活動にもより積極的に乗り出し、我が国の大学が国際的に魅力を強め信頼を高められるように取り組んでいく所存です。