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学生が学生を支援し、その活動を教職員が支援する、教職学協働によるピアサポート制度

私立 成城大学

基準7:学生支援

学生が学生を支援し、その活動を教職員が支援する、教職学協働によるピアサポート制度

成城大学
種別 大学評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

ピアサポーター、キャリアサポーター、バリアフリーサポーター、ライブラリーサポーター、国際交流サポーターの5分野にわたる学生サポーター団体が他の学生を支援する、ピアサポート活動を積極的に展開している。特に、学生(チューター)が学習者である他の学生(チューティー)に対して、学習サポート、授業サポート等を行うピアチューター制度(ピアサポーター)においては、学生が相互に学び合い・教え合う環境を充実させ、学習者のみならず、コーチング・ファシリテーションやコミュニケーション能力等の向上など、ピアチューター自身の成長につながっている。大学側もピアサポーターの育成研修等、学生を厚くサポートし、サポート活動やチューターに関わる授業の情報を共有している。 ピアサポート活動の実施運営は、学生と教職員との協働(教職学協働)で取り組んでおり、これらの活動が学生同士の成長や授業改善の促進につながっていることは評価できる。

ここがポイント

  • 学生支援に関する方針において学生の自立を促すことを掲げており、これらの学生による多彩なピアサポート活動はその成果が結実したものであり、今後も更なる発展が期待される。

大学からのコメント

成城大学では、正課外の取組として、学生が主体となって他の学生を支援する5つのサポーター団体(ピア、国際交流、キャリア、ライブラリー、バリアフリー)が盛んに活動しています。 特に、成城学園創設100周年の2017年度に発足したピアサポーターは、学習支援を中心に、学生相互の学び合い・教え合いを通じて、本学の教育の質の向上を図ることを目指して各種の活動を行っています。メンバーは希望者の学生で構成されており、毎年度、研修カリキュラムに準じた養成研修を受講した上で、各種活動(無償)に取り組みます。例えば、活動の一つである、新入生を対象とした「時間割相談会」は、ピアサポーター養成研修で身につけたコーチングやファシリテーション能力等を実際に活かせる場となっていることに加え、教職学協働で取り組む重要な活動となっています。 また、5つのサポーターが協働して開催する「サポーターズフォーラム」は、全国各地の大学・高等学校から約200名のサポーター参加があり、学内外のサポーター同士の絆を強めるとともに、各サポート活動に関わる知識を共有し、洞察を深める得る機会となっています。 (写真:時間割相談会の個別相談の様子)
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