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大学への理解を深める体系的なSD活動と「入学アドバイザー」制度

私立 國學院大學

基準10:大学運営・財務

大学への理解を深める体系的なSD活動と「入学アドバイザー」制度

國學院大學
種別 大学評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) 8,001人~
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取組み事例

「教職員のSDに関する方針」に基づき、全職員・階層別・部署別の研修に加え、グローバル化やITスキル向上などの課題対応型研修や自己啓発支援を充実させており、職員が研修講師を務めることで参加者の意欲向上及び講師役の職員のプレゼンテーションやコミュニケーション能力の向上につながっている。また、ほぼ全ての職員が「入学アドバイザー説明会」への受講を経て学生募集に携わっており、体系的なSD活動及びアドバイザーとしての業務を通じて大学への帰属意識を高めるとともに、特色への理解を深めており、職員の学習と成長に寄与していることは評価できる。

ここがポイント

  • 職員がSD研修の講師を務めることにより参加者の意欲向上及び講師役職員の能力の向上につながり、また学内の様々な業務に従事するロールモデルに触れることができる機会となっている。
  • ほぼ全ての職員が「入学アドバイザー」として担当する高等学校を訪問し、大学の置かれた状況や学外関係者からの期待等を実感する機会をもっている。
  • 「入学アドバイザー」の業務を通じて大学の特色を理解し、職員の学習と成長を促し大学への帰属意識を高めている。

大学からのコメント

職員の研修は年度ごとに統一テーマを設定し、そのテーマに即した全員研修、階層別研修、部署別研修などを、年間の業務スケジュールに組み込んで実施しています。

【全員研修】

 原則として全職員がいっせいに受講する研修活動で、夏期及び年末の年2回実施しています。研修テーマに応じて学外から専門家を講師として招くケースのほか、近年では以下のテーマに関して、該当部署の職員が講師を務めています。

・「新設学部について理解を深める」(講師:総合企画部次長)

・「授業目的公衆送信補償金制度について」(講師:総務部総務課担当課長)

・「労働時間の適正な把握とこれからの働き方について」(講師:総務部人事担当部長)



【階層別研修】

 職位ごとに分かれた研修です。近年は「職員力向上講座」の名で半年の間に8~10回程度の研修日(1回あたり90分程度)を設け、対象の職員が原則として毎回受講する形式で実施することが多くなっています。どの部署に所属していても、本学の職員として熟知すべき建学の精神や神道の作法に関する理解を深めたり、学校会計基準や大学設置基準はじめ関連法規を学んだりと多岐にわたる内容で、各回とも関係部署の管理職者などが講師を務めています。



【部署別研修】

 毎年夏季に、部署単位で主体的にテーマを決めて研修を行います。研修スタイル(講義、グループディスカッションなど)は自由で、テーマによっては他部署の職員の参加も認められます。多くの場合、講師や進行役は当該テーマに明るい職員が務めます。 【入学アドバイザー研修】 若手から中堅の職員の多くが、所属部署を問わず入学アドバイザーに任じられ、全国各地で開催される進学相談会に出席したり、担当する高校を訪問する業務を務めています。該当者は全員、年度の初めに入学課が主催する入学アドバイザー研修に参加し、当該年度の入試結果や傾向、受験生や高校に向けて発信すべき本学の最新事情などを共有しています。

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