私立
至学館大学短期大学部
基準6:教員・教員組織
全学的な授業公開を通じた教員組織の改善・向上
種別 | 短期大学認証評価 |
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年度 | 2022年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
短期大学部の授業科目の開講時間・教室等を併設大学も含めた全教職員に配付し、授業公開を行うことで教員同士が相互に授業改善に役立てる仕組みを設けており、多くの教員がこれに参加し、授業担当教員と見学者の双方の指導力向上に役立っている。体育学科では、FDの一環として、事前にFDの対象とする授業科目を指定し、授業見学後に内容や教材について意見を交換することで授業公開を効果的に実施しており、教員組織全体の改善・向上に有意な効果が期待できることから、評価できる。
ここがポイント
- 併設大学も含めた全学的な授業公開を積極的に実施しており、多くの教員が参加して授業改善に役立てている。
- 授業参観を推進するため、体育学科はFDの一貫として「公開授業検討会」を開催しており、授業見学後に授業内容や教材の有効性について意見交換を行っている。
- 授業公開の取り組みは、全学的な教員組織の改善・向上に有意な効果が期待できる。
大学からのコメント
第1期認証評価時の指摘を機に、いかに本学独自のFD活動を活発化していくか検討した結果、原則、併設大学と合同で①学生による授業評価(授業改善アンケートの実施)、②同僚教員による教授法評価(授業公開・授業参観)、③教員の諸活動に関する勉強会(研修会)、を3つの柱として取り組んできた。中でも、②同僚教員による教授法評価(授業公開・授業参観)については、平成25年度から毎年11月を「強化月間」に設定して実施しており、短期大学部では、強化期間における独自の取組として、公開する授業の開講時間、教室、担当者、講義内容等を一覧表にして全学(併設大学の教職員を含む)に対して配付し、短期大学部以外の多数の教職員に参観を促している。また、授業参観後には、「授業検討会」を開催し、当該授業について様々な方と意見交換を行い、教員の指導力向上に向けた取組を行っている。
なお、令和5年度末で短期大学部を廃止する予定であるため、これら取り組みに関しては、今後、併設大学の新学科等に引き継ぐことで更なる発展を目指していく。