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学生同士が支援し、学び合い、成長につながるピア・ラーニング環境実現への取り組み

私立 立命館アジア太平洋大学

基準7:学生支援

学生同士が支援し、学び合い、成長につながるピア・ラーニング環境実現への取り組み

立命館アジア太平洋大学
種別 大学評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

ピア・ラーニングを教育の一環として位置づけ、教育寮である「APハウス」におけるレジデント・アシスタント(RA)、ライブラリーのコモンズや「言語自主学習センター」等における新入生支援や地域交流支援に学生スタッフを配置するなど、多くの学生が多様な支援スタッフを経験している。このように学生同士が支援し学び合う環境を築くため、初年次に「ピアリーダートレーニング入門」科目を置き、対人関係能力や日英両言語でのディスカッション能力等を修得させることで学生スタッフに必要な能力の涵養・向上を図っている。また、学生同士でサポートに関する評価を行って改善につなげるなど、スタッフを務めた学生とサポートを受けた学生双方の自主性・成長につながっていることは評価できる。

ここがポイント

  • ピア・ラーニングを教育の一環として位置づけ、教育寮やコモンズ、学習センター等における新入生支援や地域交流支援に学生スタッフを配置するなど、多くの学生が多様な支援スタッフを経験している。
  • 学生同士が支援し学び合う環境を築くため、初年次に「ピアリーダートレーニング入門」科目を置き、学生スタッフに必要な能力の涵養・向上を図っている。
  • 学生同士でサポートに関する評価を行って改善につなげるなど、スタッフを務めた学生とサポートを受けた学生双方の自主性・成長につながっている。

大学からのコメント

国・地域、文化、宗教・思想などの多様性を理解し、協働して一つの目的に向かう実践・経験が、本学の学生支援において重要であるという認識から、学生同士が相互に支援し学び合う、ピア・ラーニングの仕組みを多くの場面で取り入れている。修学に関するピア・ラーニングの仕組みで特徴的なものの一つは、ピア・ラーニングを促進するための正課科目「ピアリーダートレーニング(入門・Ⅰ・Ⅱ)」である。この科目では自己管理能力や多文化環境におけるリーダシップスキルを身に着けることなどを目標としておいている。これらの科目は、本学の様々な場面で学生スタッフとして活動する学生やクラブ・サークル等で役職を担う学生などが積極的に受講している。