私立
立命館アジア太平洋大学
基準4:教育課程・学習成果
相互に異なる文化を理解し、多様な人とともに学ぶ「多文化協働学修」の取り組み

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2022年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | 4,001人~8,000人 |
関連タグ |
取組み事例
初年次の必修科目に「多文化協働ワークショップ」を設け、国際学生と日本人学生との少人数の混成グループでテーマに沿ってディスカッションやプレゼンテーションをすることにより、語学力のみならず、相互に異なる文化を理解し、多様な人とともに学ぶ素養を修得させている。初年次に培った技能を基に、在学中に多様な出身国の学生と協働することを推奨することで、他者と協働し、対話を軸に対立を乗り越え、社会に影響を与える人材の養成を実践していることは評価できる。
ここがポイント
- 異文化コミュニケーションとチームワークを主な学習目標とする初年次の必修科目「多文化協働ワークショップ」を設け、国際学生と日本人学生とが少人数のグループでディスカッションやプレゼンテーションを行うことで、語学力のみならず、異なる文化を相互に理解し、多様な人とともに学ぶ素養を修得させている。
- 初年次に培った技能を基に、在学中に多様な出身国の学生と協働することで、大学がビジョンに掲げる人材像である、他者と協働し、対話を軸に対立を乗り越え、社会に影響を与える人材の養成を実践している。
大学からのコメント
APUでは、「多文化協働学修」を「APUの特徴である多文化環境を最大限活用することで、1)APU生が多様な考え方や視点を獲得し、2)違いを乗り越えて協働するスキルや態度を獲得し、3)学生が主体的・能動的に学び合う形式をその主要な要素として取り入れている学修形態の総称である」と定義している。 本学の最大の特徴は世界的にも稀有な多文化キャンパスであり、開学宣言においても「世界各国・地域から未来を担う若者が集い、ともに学び、生活し、相互の文化や週間を理解し合い、人類共通の目標を目指す知的創造の場」として開学が宣言されている。 開学宣言を踏まえ、教育課程編成方針・実施方針においても、「授業科目の運営」の項目の一つとして「すべての授業科目は、APUの多文化環境を教育に十分に活用して、双方向かつ国際学生・国内学生が協働する『多文化協働学修」を追求する」としており、シラバスの共通項目として「多文化協働学修の実践方法」を設定している。