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特色ある取り組みへとつながる中・長期ビジョンの策定を通じた基本理念の浸透

私立 立命館アジア太平洋大学

基準1:理念・目的

特色ある取り組みへとつながる中・長期ビジョンの策定を通じた基本理念の浸透

立命館アジア太平洋大学
種別 大学評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

基本理念の「自由・平和・ヒューマニティ」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」を実現するため、学生・教職員・地域関係者等と1年間にわたる意見交換を重ねて策定した、目指す将来像を示す「APU2030ビジョン」においては、「APUで学んだ人たちが世界を変える」として4つの養成する人材像を明示し、これに向けた具体的な取り組みを設定して教育研究活動を展開している。このように、構成員やステークホルダーと基本理念の更なる明確化に取り組み、学内外に理念が浸透・根付いた成果として、「多文化協働学修」をはじめとする特色ある取り組みの展開に至っていることは評価できる。

ここがポイント

  • 基本理念の実現に向け、学生・教職員・地域関係者等と1年間にわたる議論を重ねたうえで、「2030年のAPUのあるべき姿、望ましい姿」を示す中・長期ビジョン「APU2030ビジョン」を策定している。
  • 「APU2030ビジョン」においては、「APUで学んだ人たちが世界を変える」として「他者と協働し、対話を軸に対立を乗り越え、社会に影響を与えることができる」等の4つの養成する人材像を明示し、これに向けた具体的な取り組みを設定して教育研究活動を展開している。
  • 構成員やステークホルダーと基本理念の更なる明確化に取り組み、学内外に理念が浸透・根付いた成果として、「多文化協働学修」をはじめとする特色ある取り組みにつながっている。

大学からのコメント

2015年のAPU2030ビジョンの策定は、開学宣言をより確実に具現化し、2030年の「APUのあるべき姿、望ましい姿」を適切に言語化することで、中長期計画策定の指針とするだけでなく、大学構成員や地域社会及び産業界にAPUの目指す姿を周知するという点で、重要な意味があった。その内容だけでなく、1年以上の時間をかけ、学生・教職員・国内外の卒業生、そして地域社会や産業界との双方向型の意見集約を基本とした策定のプロセスは、それ自体がグッド・プラクティスとして大学の意思決定の文化として根付き、2020年の「学園ビジョンR2030 APUチャレンジ・デザイン」策定の2年間にわたるプロセスにおいても活かされている。

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