私立
横浜美術大学
基準7:学生支援
多様性への理解を促す学生ボランティア・キャリア教育
取組み事例
「障害学生支援に関する基本方針」に則り、障がい者理解に関する講義の実施や聴覚障がい者に対する情報保障学生を有償ボランティアとするなど、多様な学生が安心して修学できる体制を整備している。また、教育課程において、キャリア教育科目「キャリアデザインⅠ」で「多様性を理解する~障害者理解~」というテーマを設定し、障がい者への理解と支援方法に関する講義を実施して、学生間での理解と支援が深まるよう促しており、学生の個性を尊重し伸長する大学のユニバーサリティへの志向を実践していることは、評価できる。
ここがポイント
- 障がい者理解に関する講義の実施や、聴覚障がい者に対する情報保障学生を有償ボランティアとするなど、多様な学生が安心して修学できる体制を整備している。
- キャリア教育科目「キャリアデザインⅠ」で「多様性を理解する~障害者理解~」というテーマを設定し、障がい者への理解及び支援に関する学びを深めることで、学生が社会で自立するうえで様々な個性や障がいを相互に理解し、共に活動することができる礎を築いている。
- 大学が目指している「創造的に社会貢献できる人材の育成」に基づき、多様な個性を持つ学生を受け入れていることを生かし、学生に実社会との関わり方や気付きを与えるという大学のユニバーサリティを体現した取り組みとして機能している。
大学からのコメント
障がいを理由とした支援を希望する学生に対し、修学機会を確保するため、個々の学生の状態・特性等に応じて、支援方法を検討・実施しており、大学全体でサポート体制を整備しています。相談窓口を設置し、周知するとともに、寄せられた要望は、各研究室、事務局、保健室が連携し、個別にその都度関係者で相談を行い、学生本人のニーズと本学の現状に即した具体的方策を実施しています。
