私立
名城大学
基準2:内部質保証
重層的に学外の視点を取り入れる内部質保証体制の構築とその機能化
取組み事例
第三者評価を行う「質保証外部評価委員会」の設置のみならず、自己点検・評価や教育改善に関するデータの企画・収集に取り組む各種委員会・ワーキンググループに学外からの委員を含めており、外部有識者の意見を反映した内部質保証に努めている。これによって、成績評価の全学基準の策定やシラバスの第三者チェック方法の改善を図っている。このように学外の視点を取り入れ、客観性・妥当性の向上に取り組み、内部質保証の有効性を高めていることは評価できる。
ここがポイント
- 外部評価委員会のみならず、学内の各階層の委員会に学外からの委員を含め、点検・評価の客観性・妥当性を向上させている。
- 成績評価の全学基準の策定やシラバスの第三者チェック方法の改善につながるなど、実際に内部質保証の有効性の向上に寄与している。
大学からのコメント
「基準1:理念・目的」において長所・特色として挙げられた、本学の「MS-26戦略プラン」を基盤として、内部質保証の推進に責任を負う全学的な体制を整備し、全学レベル、学位プログラムレベル及び授業レベルの各々の PDCA サイクルが回るように制度設計しています。 特徴としては、「MS-26戦略プラン」に基づくマネジメントサイクルに、外部有識者の意見や内部質保証に係る点検・評価項目や認証評価機関からの指摘事項等を組み入れて、一体的に運用していることです。これにより、各部署が毎年作成する「事業計画書」及び「点検・評価報告書」において対応状況を把握し、「大学評価委員会」 において点検する仕組みを構築しています。