私立
九州ルーテル学院大学
基準7:学生支援
アドバイザー教員を中心とした「学生の迷いとやる気に寄り添う支援」
取組み事例
充実した学びの継続に向けて、各学生にアドバイザー教員を入学時に配置し、履修指導、学習支援、学生生活支援、進路支援までを一貫して担当することにより、それぞれの学生のニーズに応じた学生支援を実現している。また、アドバイザー教員は学生支援課・教務課の職員や「学生支援委員会」等の関係組織と連携し、「学生支援委員会」が学期ごとに開催する「学生支援懇談会」や「学科会議」で情報を共有したうえで円滑な支援に努めており、学生へのきめ細かな支援によって中退防止の効果を発揮していることは評価できる。
ここがポイント
- アドバイザー教員が学生相談の一次的な窓口となり、関係組織と連携しながら、学生生活や進路支援も含めた包括的な支援を行っている。
- きめ細かな支援により、退学率が低下するなど、中退予防の効果を発揮している。
大学からのコメント
本学では、15名~20名程度のグループに分け、担当教員(アドバイザー)を配置し、学生の希望の進路や資格取得に必要な履修指導、修学支援等、相談しやすい体制を構築しています。アドバイザーは毎週90分のオフィスアワーを設定し、個別対応ができやすいよう取り組んでいます。成績不良と判断された学生にはアドバイザー、学生支援課及び教務課が連携して、当該学生の学修環境に関するアセスメントを実施するとともに、学修に必要な指導・支援を行っています。学生支援課では、2年生、3年生の全員面談を行い、問題を抱えている学生の早期発見を心がけています。また、前期、後期の始めに全教職員で学生支援懇談会を実施し、学生の情報共有を行い、支援方法などについての情報交換を行う等、丁寧な支援ができるよう取り組んでいます。