私立
学習院大学
基準3:教育研究組織
文理融合型の最先端研究による新たな学際領域の創成

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2022年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | 8,001人~ |
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取組み事例
大学の理念・目的である「文化の創造発展」を実現していくため、「生命分子科学研究所」における研究活動を礎として、自然科学研究科生命科学専攻及び理学部生命科学科を設置し、理学部、法学部、経済学部、文学部のほか「スポーツ・健康科学センター」や「国際研究教育機構」が連携して、認知症・がん・老化・再生医療分野において、文理融合による統合的な研究に取り組み、新たな学際領域として「生命社会学」を創成したことは評価できる。
ここがポイント
- 大学の目的である「文化の創造発展」を実現していくため、超高齢化社会が直面するさまざまな課題の解決に向けた研究に取り組み、新たな学際領域を創成した。
- 総合大学の強みを生かし、文理融合型の最先端研究に全学的に取り組んでいる。
- この研究は、私立大学研究ブランディング事業にも採択され、その終了後も学校長裁量枠事業として取り組み、さらに、グランドデザインの重点施策として積極的に研究の推進をしており、今後の発展が期待される。
大学からのコメント
さらなる超高齢社会の到来を見据え、生命科学系における認知症・がん・老化・再生医療分野でのフロント研究の推進により健康寿命の延伸を図ります。さらに、全学部ワンキャンパス集結という特性を活かし、生命科学の急速な進展に伴って生じうる近未来の社会的諸問題とその対応について文理連携による統合的議論を深める新たな学際領域を創成しつつ、超高齢社会の未来に対応可能な社会基盤の整備に向けた提言を目指します。