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スポーツ科学的知見に基づいた、手厚い学生支援

私立 大阪体育大学

基準7:学生支援

スポーツ科学的知見に基づいた、手厚い学生支援

大阪体育大学
種別 大学評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

「スポーツ科学センター」に必要な施設を設け、アスレティックトレーニング、ストレングス&コンディショニング、心理、栄養、測定評価の5部門の連携により、学生の競技力向上へ向けた多面的な指導や助言を行っている。「学生相談室」及び「スポーツカウンセリングルーム」も併設し、学生の精神的な健康の維持及び競技力向上のため、きめ細かに支援している。これらの支援は学生支援の方針を実現するものであり、アスリートを目指す学生の成長に資する取り組みとして有効に機能していることは、評価できる。

ここがポイント

  • スポーツ科学を学ぶ学生に寄り添った、多彩な学生支援の施設が揃っている。
  • 専門分野の連携による指導だけでなく、「学生相談室」及び「スポーツカウンセリングルーム」により精神面からのサポートも行っている。
  • 上記二つの支援により、学生支援の方針である「多様な価値観をもった学生が、一人ひとり充実した学生生活を送るために、学修や課外活動に積極的に従事することができる環境を整備し、学生の人間的成長と自立を促すための支援体制を構築」を実現し、アスリートを目指す学生の成長に資する取り組みとして、機能している。

大学からのコメント

 スポーツ科学センターは、アスレティックトレーニング、ストレングスアンドコンディショニング、栄養、心理、測定評価という5部門から構成されており、「大阪体育大学に在学する学生のスポーツ科学サポートを推進する」という設置の目的を達成すべく活動を行っている。また、スポーツ科学センターの活動方針のひとつとして「サポート事業を通じて、スポーツ科学の知見に基づいた競技力向上施策を自主的・主体的に行うことができる、「自立した学生」を育成することを目指します。」と定めているように、学生の成長を促すことを念頭においての活動も行っている。サポート事業では、サポートを希望するクラブが目標とする大会やどのようなサポートを希望しているのか等を記入したサポート申請書を提出することで、計画的に、かつ目的を達成するためのサポートを展開することができている。また近年では硬式野球部女子のサポートを5部門で協力して行うマルチサポートを通じて、部門間での連携を深めたサポートを行うことができるようになってきている。  

 「学生相談室・スポーツカウンセリングルーム」は、教学部に併設された施設であり、全学生を対象とした学生相談を主たる機能としている。学生相談の機能を果すため、教学部の職員から相談員が複数名配置されると共に、本学教員による兼担のカウンセラー5名と、非常勤のカウンセラー3名が配置されることで、教学部と「学生相談室・スポーツカウンセリングルーム」は協働して学生支援にあたっている。教学部の相談員は、教学関連の相談をする学生や保護者への相談を担当し、場合によっては「学生相談室・スポーツカウンセリングルーム」の利用を学生に勧めるなど丁寧な学生支援を行っている。学生は主体的に学生相談室を利用しているが、教学部や教員からの勧めに従って利用する場合もある。「学生相談室・スポーツカウンセリングルーム」による「学生の精神的な健康の維持及び競技力向上のためのきめ細かな支援は、本学における学生支援の方針を実現するものであり、アスリートを目指す学生の成長に資する取り組みとして有効に機能している」という評価は、本学独自の取り組みに対する評価として有難く受け止めている。全学性を対象とした「学生相談」機能と共に、今後も「スポーツカウンセリング」という本学の特色を維持発展させていきたいと考えている。

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