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「アクティブ・ラボ」による初年次からの段階的な研究マインドの醸成

私立 神戸薬科大学

基準4:教育課程・学習成果

「アクティブ・ラボ」による初年次からの段階的な研究マインドの醸成

神戸薬科大学
種別 大学評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

学位授与方針に示した能力を修得するための最重要科目として「卒業研究」を位置付け、大学創立以来の研究重視の教育姿勢に基づき、1年次から3年次において選択科目として「アクティブ・ラボ」を設けることで、初年次から学生が希望する専門分野の研究室に所属し、研究活動に取り組んでいる。 これによって、学生が卒業研究に取り組む際に自ら目標を設けて実験・研究を行う基盤を確立するとともに、研究マインドの醸成に加えて4年次からの「卒業研究」及び薬学に対するモチベーション向上につなげるなど、研究活動を通じて学生の主体性、創造性、科学的探求心を養っていることは評価できる。

ここがポイント

  • 薬学医療の進捗と改善に貢献できる科学的思考力、課題発見能力、問題解決能力を身につけるため、「卒業研究」を重視した教育課程を編成している。
  • 1年次から3年次の選択科目に「アクティブ・ラボ」を設け、研究室に所属して研究活動に取り組むことで、自らの目標を見つけ、それに向けて実験・研究を行う基盤を確立している。
  • 創立以来の伝統である教育と研究の両立を基盤とした薬剤師や教育・研究者の養成にふさわしい、学生の主体性、創造性、科学的探究心の涵養に有意な取り組みといえる。

大学からのコメント

薬剤師育成のための教育だけでなく、研究にも力を入れるのが、神戸薬科大学の創立以来の伝統です。薬剤師として社会に貢献できる人材の育成に取り組む一方、教員と学生の研究活動を重視しています。 4年次からは全員が研究室に配属されることになりますが、「アクティブ・ラボ」では低学年からも研究室に所属し、研究活動をとおして研究マインドの醸成と薬学に対するモチベーション向上を目的としています。コアカリキュラム上のアドバンスト教育(G)のひとつとして学生のニーズや将来の進路に合わせて自由に研究分野を選択することができます。自発的なアクションから学びの質を向上させるアクティブ・ラーニングの入口と位置づけています。

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