私立
武蔵野大学
基準6:教員・教員組織
教員の授業改善活動を推進するための工夫
取組み事例
教員による新たな授業方法の導入や授業改善に向けた試みを促進するために、専任教員を対象とした学内公募制度として「授業改善トライアル」を実施し、選定された取組みに対して予算を措置する支援を行っている。教員の個人的な授業改善活動を推進するとともに、授業方法や授業改善の好事例を報告書『FD REPORT』を通じて共有することで、教員組織全体の質の向上を図り、新たな教育方法の開発・向上に結び付くことが期待できる特長ある取組みとして、評価できる。
ここがポイント
- 専任教員を対象に、新たな授業方法等について学内公募し、選定された取組みに対して予算を措置するとともに、授業方法や授業改善の好事例を報告書にまとめて共有することで、教員組織全体の質の向上を図り、新たな教育方法の開発・向上に結びつくことが期待できる。
大学からのコメント
「授業改善トライアル」は、問題意識に基づく挑戦的な授業を設計・実践・評価し、体系的に知見を蓄積することを目的として実施している。申請要件は幅を持たせており、授業改善に向けた取り組みであれば、その内容・手法は問わない。
また、取り組みの成否は問わない代わりに、各担当教員が翌年度の「FD REPORT」誌面上で成果を報告し、学内に共有することとしている。なお、申請された案件は、学内の複数の部門から選定された教職員からなる「授業改善小委員会」にて審査し、採択事業を選定している。
令和4 年度からは武蔵野大学独自の学修スタイル(響学スパイラル)を取り入れた授業を支援対象とし、全学として質の高い教育プログラムの構築に寄与していく。