基準4:教育課程・学習成果
全学共通プログラムでのアクティブ・ラーニングの実現

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2019年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | 8,001人~ |
関連タグ |
取組み事例
長期ビジョン「HOSEI2030」を実現するためのアクション・プランに示した「アクティブ・ラーニング/実践知育成の学び」の実現に向けて、学内の既存授業で行っているアクティブ・ラーニングの実態を把握・分析し、複合機を利用した採点結果の自動通知システムとリアクションペーパーを活用した大人数授業のアクティブ・ラーニング化や、課題解決型フィールドワークの整理・再構築により、ゼミナールや学科単位から全学共通プログラムへの展開につながっている。これらの活動を継続的に行うことで、既存の取組みを生かしながら、「自由を生き抜く実践知」を体現した教育課程に発展することが期待され、評価できる。
ここがポイント
- 大人数授業のアクティブ・ラーニングの実践に向けて、学内の既存授業で行っているアクティブ・ラーニングの実態を把握・分析したうえで、複合機を利用した採点結果の自動通知システムとリアクションペーパーの活用や、課題解決型フィールドワークの整理・再構築により、ゼミナールや学科単位から全学共通プログラムへの展開につながっている。
大学からのコメント
法政大学は、長期ビジョン「HOSEI2030」に伴い、アクティブ・ラーニングの推進に取り組んできました。その一環として2018年度に全学に展開したのが「授業支援ボックス」です。回収したリアクションペーパー(専用読取用紙:QR コード付)を複合機「授業支援ボックス」で読み取ることで、リアクションペーパーのデータ化・リアクションペーパー提出者の一覧化、及び授業支援システムを通じて学生にリアクションペーパーをフィードバックすることができます。授業支援ボックスを利用することで、大規模授業においても授業の双方向性が確保され、ますますアクティブ・ラーニングの醸成につながると期待されています。
また、本学では、大学のミッション「『持続可能な地球社会の構築』への貢献」のもとに、これまで様々な教学組織で課題解決型フィールドワークが実施されてきましたが、それらを整理・再構築化し、全学共通プログラムとしての大きな枠組みをつくりました。その一つとして、2019年度より「課題解決型フィールドワークfor SDGs」を開講し、多様なテーマのフィールドワークが展開されています。
関連サイトのURL
- 2019年度「課題解決型フィールドワークfor SDGs」
- https://www.hosei.ac.jp/sdgs/kyouiku/fieldwork/