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成績優秀者に対する修学支援

私立 大阪歯科大学

基準4:教育課程・学習成果

成績優秀者に対する修学支援

大阪歯科大学
種別 大学評価
年度 2021年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

歯学部において、成績の優れたものを支援する一環として、英語学習支援、研究チャレンジ、海外研修の3本柱からなる「オナーズ教育」を実施している。受講者のうち、公益社団法人日本歯科医師会主催の研究成果発表の大会で上位に入賞する者や大学院へ進学したのち、海外で研究を行うために留学する者がおり、成果を上げている。「オナーズ教育」は基礎研究者の育成にとどまらず、リサーチマインドを持った歯科医師の育成、国際的な歯学教育者・研究者・臨床家を育てる先進的な試みとして評価できる。

ここがポイント

  • 成績優秀者の修学支援をする「オナーズ教育」は「英語」「研究」「海外」の3つの観点から実施されている。
  • 学術大会の入賞者や海外への留学者を輩出するなど、成果を出している。
  • 将来的に国際的な教育者・研究者・臨床家を輩出することが期待できる。

大学からのコメント

・本学歯学部では、向学心や研究心に富む学生をフォローするため、2015年度から「オナーズ教育」を実施しています。

・そのうちの一つ「研究チャレンジ」は、研究マインドの涵養を目的とする第3学年の授業科目で、2年次の本試験において不合格科目のなかった学生のみ受講することができます。このチャレンジでは、学生は興味のある研究テーマに関連する研究室を訪問し、支援教員について研究のイロハを学びながら、自身の研究計画を立案。最終日に公開授業でその計画を発表しています。

・「研究チャレンジ」開設後は毎年、この授業を受けた学生1組が公益社団法人日本歯科医師会主催の研究成果発表大会(SCRP)に本学代表として参加し、これまでに準優勝(2021年度)、基礎部門2位(2020)、臨床部門2位(2016)の成績を残しています。

・また、学生の研究活動を経済面でサポートするため、「学生研究助成金」を設けて研究経費の一部を補助しています。

・2017年度からは「グローバル活躍プログラム」として、レアジョブ英会話受講希望者にそのレッスン料を助成しています(2~4年生対象、皆勤者には大学が全額負担)。

・そのほか、成績優秀者を対象に、コロンビア大学歯学部やシドニー大学歯学部等10の海外協定校への短期海外研修を実施しています(2020・21年度は新型コロナの影響により中止)。

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