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女性教員の上位職登用の促進・比率向上の取組み

国立 徳島大学 歯学部歯学科

4 教員組織の編制

女性教員の上位職登用の促進・比率向上の取組み

徳島大学 歯学部歯学科
種別 歯学教育評価
年度 2024年度
区分 国立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

女性の上位職登用を促進する全学的な取組みを活用して学科内女性教員の上位職登用を促進するとともに、教員採用において女性の積極的な採用をアピールするなど女性教員の比率向上に努めていることは、特色として評価できる(評価の視点4-4)。

ここがポイント

  • 女性の上位職登用を促進する全学的な取組みを活用して、学科内女性教員の上位職登用を促進している。
  • 教員採用において女性の積極的な採用をアピールするなど、女性教員の比率向上に努めている。

大学からのコメント

2025年度の女性教員は31名であり、基幹教員全体に占める割合は31.0%である。一般社団法人国立大学協会の「国立大学における男女共同参画推進の実施に関する追跡調査」の結果(女性教員:20.0%(2024.5.1現在))と比較すると、歯学科の女性教員比率は高く、男女共同参画推進は進んでいる。歯学科の上位職における女性教員比率は、教授17名中3名の17.6%、准教授10名中4名の40.0%、講師22名中4名の18.1%であり、前述の調査結果(女性教授:12.6%、女性准教授:19.6%、女性講師:24.5%)と比較すると、上位職での男女共同参画推進は、准教授以上は平均以上であると言える。女性の上位職登用を促進する徳島大学男女共同参画室(AWAサポートセンター)の取組みとして、教授、准教授または講師として十分な業績がある女性研究者を、各部局長の推薦に基づき、現在より上位の職で登用する制度がある。これは、若手女性研究者のロールモデルとして活躍する人材を輩出することを目的としており、女性研究者のシンボル的存在として、研究力のエンパワーメントに貢献している。歯学科ではこの制度を活用して女性教員5名を上位職へ登用した。また、教員の公募時に女性の積極的な採用をアピールするなど、意欲的な取組みを行っている。

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