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戦略的な取組みを通じた教育の国際化の推進

国立 山口大学大学院 技術経営研究科技術経営専攻

1 使命・目的

戦略的な取組みを通じた教育の国際化の推進

山口大学大学院 技術経営研究科技術経営専攻
種別 経営系専門職大学院認証評価
年度 2024年度
区分 国立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

「国際的に通用する特色のある技術教育の実現」を目標とする「教育戦略」の一環として、学生の海外短期研修を実施するほか、「アジアイノベーションセンター(AIC)」を通じてマレーシア工科大学から受け入れた一般学生を対象としたPBL教材を開発し実施している。さらに、東アジア・東南アジアの連携大学から毎年6~7カ月のクロスアポイントメント制度を活用した教員の採用を行い、教育のみならず、研究連携を行い、山口大学を起点に、東アジア・東南アジアにおいて、技術のイノベーションとその実装を推進しようとしている。以上のような、教育の国際化を戦略的な取組みを通じて積極的に推進していることは、高く評価できる(評価の視点1-2)。

ここがポイント

  • 学生に国際的な視野を持たせるため「教育戦略」の一環として、海外短期研修を実施し実践的な技術教育を提供している。
  • 「アジアイノベーションセンター(AIC)」を通じて、マレーシア工科大学から受け入れた学生を対象にPBL教材を開発し活用している。
  • 海外の連携大学からクロスアポイントメント制度を活用した教員を採用し、教育と研究の連携強化を図っている。

大学からのコメント

アジアイノベーションセンター(AIC)は、アジア地域における実践的MOT教育・研究のハブとなることを目指し2015年に設立されました。このため、アセアンの主要ビジネススクールとともに、2016年にアジアMOTコンソーシアム(AMC)を創設し、組織的にアセアン地域でのMOT教育・研究の普及・進化に努めています。別途独立して説明する海外短期研修やクロスアポイントメント制度での教員雇用以外にも、マレーシア工科大学とバンドン工科大学に国際共同研究講座を設置・運用し現地のMOT課題解決を、よりオープンかつリアルに研究することができる体制も構築しています。さらに、積極的にパートナー校と国際会議を共催、AIC所属の本学教員が客員教授として定期的にパートナー校で教育・研究するなど、互恵的なパートナーシップの推進にも努めています。これら一連の活動を通じて、AICを中心とした持続可能な国際的MOT教育・研究体制を実現しています。

山口大学大学院 技術経営研究科技術経営専攻

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