私立
明治大学専門職大学院 会計専門職研究科会計専門職専攻
2 教育課程・学習成果、学生
多様な人材の確保に向けた改革の実施とその成果としての入学者確保
取組み事例
一般入学試験を3つの方式で各年度2~5回実施し、受験生の適性や能力に応じて適切な選抜基準・方法・手続を設定していること、また、多様な学生を受け入れるため、授業配置の平日夜間・土曜日への拡大、メディア授業の導入、一般入学試験選抜方法の見直し、先取り履修制度の拡大等、有職社会人をはじめとする多様な学生を受け入れるための一連の改革を実施していることにより、就学の機会の拡大と優れた人材の確保に努めながら、一定以上の倍率を確保したうえで、入学定員80名の充足に至っていることは、特色として評価できる(評価の視点2-18、2-19)。
ここがポイント
- 一般入学試験をA・B・Cの3つの方式に区分することにより、受験生が自分に最も適した入試方法を選択できるようにしている。
- 授業の平日夜間・土曜日への拡大、メディア授業の導入、先取り履修制度の拡大等、多様な学生を受け入れるための改革を実施している。
- これら一連の改革を通じて就学の機会を拡大し、優れた人材を確保しながら、一定以上の倍率を維持しつつ、入学定員80名の充足に至っている。
大学からのコメント
本研究科における学生選抜は、一般入学試験、学内選考入学試験及び特別奨学生入学試験の3通りの方法によって実施している。各入学試験の詳細は以下のとおりである。
一般入学試験は、「A方式」「B方式」「C方式」の3つに区分されている。
A方式 すでに会計専門職としての一定の資格を保有している者(筆記試験なし)
B方式 会計学をすでに学習している者(筆記試験あり)
C方式 高度会計専門職に必要な潜在能力を有している者(筆記試験なし)
学内選考入学試験は、明治大学を卒業予定の学部生の中から、高度会計専門職を志す学生を対象としている。
特別奨学生入学試験は、公認会計士試験短答式試験合格者を対象としており、入学後に授業料年額相当額が奨学金として給付される。