私立
ルーテル学院大学
基準7:学生支援
小規模大学の特性を生かした学生の主体的な活動の推進
取組み事例
正課外活動や地域貢献活動等に積極的に取り組み、成果を上げた学生を表彰する「パイオニア学長賞」は、ロールモデルとなる学生の活動を学内に広く周知し、学生同士でその活躍を共有することで、さまざまなボランティア活動や地域貢献活動に取り組む学生のモチベーション向上につながっている。小規模大学の特性を生かしながら、学生の主体的な活動の推進に向けて、使命(ミッション)である「一人ひとりを大切にする教育」に資する学生支援に取り組んでいることは評価できる。
ここがポイント
- 学生や教員から推薦のあった候補者を学生会がとりまとめ、教授会が受賞者を決定する仕組みを整えている。
- 多くの学生が参加する「キャンパスクリスマス」の礼拝時に表彰式を行うことで、さまざまな活動に積極的に取り組む仲間が身近にいることを広く周知している。
- 実際に、学生の認知度も高く、身近に表彰を受けた学生がいることがボランティア活動や地域貢献活動等を行う学生のモチベーション向上につながっている。
大学からのコメント
学内外での積極的な課外諸活動および実績に対して表彰するため、「パイオニア学長賞」を設けている。表彰式はキャンパスクリスマス(12月)の礼拝時に行われ、学長から表彰状および金一封が授与される。
近年の表彰として、2021(令和3)年度は、コロナ禍で学園祭等の学内イベントが行えず、多くのサークル・団体の活動が縮小する中、オンライン企画「色祭」を実施した「色祭実行委員会」が受賞した。2022(令和4)年度は、三鷹市や地域住民と連携し、複数のイベントや行事の運営サポートなど、地域密着型の活動に積極的に取り組んでいる「スポーツボランティアサークル」が受賞した。2023(令和5)年度は、「重度訪問介護利用者の大学等の修学支援事業」に関わる登録ヘルパーとして活動し、他の学生のロールモデルとなっている学生(2名)、学業と両立しつつボッチャの選手として活躍している学生が受賞した。