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キャンパス内の自然環境を活用した「明星SATOYAMAプロジェクト2022→2025」の推進による地域貢献

私立 明星大学

基準9:社会連携・社会貢献

キャンパス内の自然環境を活用した「明星SATOYAMAプロジェクト2022→2025」の推進による地域貢献

明星大学
種別 大学評価
年度 2024年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

キャンパス内の自然環境を活用し、地域の文化や歴史、暮らしや仕事を含めた次時代にふさわしい人と自然のあり方を試行・模索する「明星SATOYAMAプロジェクト2022→2025」を始動させ、各学部を横断したクロッシング・プロジェクトとして、学生や教職員、地域住民、自治体、近隣の大学等が参加し、生態調査に基づくビオトープづくりやSDGsを体験するイベント、間伐材を活用した商品開発等の多様な活動を展開している。学生の学びの場にとどまることなく、参加者を公募して緑地を活用した自然保全や多摩地域の活性化等の地域課題の解決に取り組むなど、学生の成長と大学の知を還元した地域貢献の両面で機能していることは評価できる。

ここがポイント

  • 学内の自然環境・資源・歴史に着目し、多摩地域でも有数の学内「里山」環境を知り、その活用と地域連携を考える「明星SATOYAMAプロジェクト2022→2025」を展開している。
  • 同プロジェクトを学部横断で実施し、幅広い学部の教員や学生がそれぞれの視点や専門性を持ち寄り、相互に掛け合わせながら考えることによって、大学のビジョンの体現に取り組んでいる。
  • 参加者を公募して緑地を活用した自然保全や多摩地域の活性化等の地域課題の解決に取り組むなど、学生の成長と大学の知を還元した地域貢献の両面で機能している。

大学からのコメント

本学では「明星大学ビジョン」として「多摩に根差し、地域に貢献する大学」であることを掲げ、東京・多摩地域でも有数の学内「里山」環境を有するキャンパスに、9学部1学環12学科が集結する総合大学としての本学ならではの取り組みとして、2022年度より「明星SATOYAMAプロジェクト」を進めています。このプロジェクトは「多摩の里山を楽しむキャンパス」という基本理念のもと、学内の里山資源を中心に、複数の学部の教員や学生が持つ視点や専門性をクロスさせ、更に地域住民や自治体、他大学等、多様な人々や組織と連携する活動を幅広く展開することで、里山の活用と地域連携について考えるための仕組みづくりを行っています。
 プロジェクトメンバーとして理工学部、教育学部、経営学部、デザイン学部、建築学部の教員が参画しており、それぞれの専門性を活かした取り組みを進めるとともに、学部の垣根を超え市民団体も参加する合同ゼミナールの企画や、学生主体のグループが運営し地域住民が参加するワークショップ・フィールドワークの実施等を通じ、学生の視野を広げた学びや地域交流の促進にも貢献するプロジェクトとなっています。
 今後も、学内の里山資源の保全・活用を軸に、地域連携を積極的に進めるとともに、地域に開かれたキャンパスを目指す活動を継続して行ってまいります。

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