私立
東京医科大学
基準3:教育研究組織
多様な属性を持った人の活躍支援と医療人としての職業意識を高める教育の展開

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2024年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
「ダイバーシティ推進センター」では、他大学と共同し、地域住民の協力を得て、教職員の子育てを支援し、家庭と仕事の両立を図ることを目的としたファミリーサポートやライフイベント中の研究者を支援するための「研究補助者配置制度」等とともに、学生に対する障がい者を理解するための講義の実施、ハラスメント相談体制整備に関する提言、LGBTQに関するSD研修会の開催など、同センターの設置目的である多様な属性を持った人の活躍を支援しており、社会の変化に合わせた取り組みとして評価できる。
ここがポイント
- 家庭と仕事の両立を図ることを目的としたファミリーサポートやライフイベント中の研究者を支援するための「研究補助者配置制度」等を整備している。
- ダイバーシティに対応できる医療人としての職業意識を高める教育を展開している。
大学からのコメント
本学では、学部生に「多様性」に焦点を当てた講義を継続して実施するとともに、講演会などを通じた職員への啓発活動を通じて、医療に携わる者として必要なダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの意識づけを積極的に行なっています。
また、毎年「ダイバーシティ推進に関する意識・実態アンケート」を実施することで、ダイバーシティに関する意識向上を推進するとともに、報告書をホームページで公開しています。さらにアンケート結果から問題点を抽出し、次年度の事業計画に反映させ、毎年の改善に繋げています。
柔軟なライフイベントサポート体制に加え、「研究補助者配置制度」による研究者支援事業は、学会発表数、論文発表数、科研費獲得数の増加といった目に見える形での成果を上げており、上位職への昇任にも繋がっています。
今後も多様性を尊重したキャリア形成をサポートできる組織づくりを進めてまいります。