基準7:学生支援
学生の要望を取り入れた修学意欲を喚起する学習環境・制度の整備
取組み事例
中・長期計画である「DHU 2025 VISION BOOK」において、「学生が夢中になり、自分にめざめる環境・文化をつくる」ためのプロジェクトとして「物語志向の学事開発と教育環境の整備」を掲げ、その実現に向けて、「CG制作ルーム」の設置や「オールナイトフリータイム」の運用等、学生の要望を取り入れた環境整備を進めるとともに、「プロジェクト科目」や学部、研究科、設置会社運営の専門スクールの三者合同で実施する「デジタルフロンティア・グランプリ」、研究科における「成果発表会 DHGS the DAY」等の学生が学んだことを実践・公表できる機会を数多く設けている。また、その際に必要となる経済的支援や優れた成果を残した学生を表彰する制度も設けるなど、入学から卒業まで一貫して学生の修学意欲を喚起するプログラムや制度を整備し、積極的に学生の修学意欲に応えるための支援を展開していることは学生の関心に寄り添い、大学の理念・目的の実現につながる有意な取り組みとして評価できる。
ここがポイント
- 中・長期計画に掲げた内容の実現のため、学生の要望を取り入れて「CG制作ルーム」の設置や「オールナイトフリータイム」の運用等を行っている。
- 学生の学びを具現化するための経済的支援や優れた成果を残した学生を表彰する制度も設けるなど、入学から卒業まで一貫して学生の修学意欲を喚起するプログラムや制度を整備している。
大学からのコメント
本学では、物語思考に基づく学事運営の一環として、毎年入学式に併せ「デジタルフロンティア・グランプリ」を開催しております。本イベントにおきましては、卒業・修了から間もない優秀な卒業生・修了生の作品を表彰し、新たに入学された学生ならびにその保護者の皆様に対し、本学での学びの到達点を具体的にご認識いただくことを目的としております。これにより、入学生の今後の修学に対する動機付けを高め、主体的な学びのマネジメントへと繋げております。
また、本学では学事運営に際し、学生が制作した作品等を積極的に社会へ発信することも、重要な学生支援の一環と捉えております。このようなアウトリーチ活動を通じて、学生の成果を広く世に問うことは、本学のブランド価値の向上にも資するものであると考えております。
学生からの要望につきましては、本学が小規模であるという特性を活かし、学生と教職員との距離が近く、日常的な対話の中からもその意見を汲み取ることができております。例えば、CG制作室の充実や、オールナイトフリータイムの実施日数の拡充、さらには卒業制作や展示、自主制作等の経費支援など、学生の声を真摯に受け止めつつ、教育環境および学校運営の改善に不断の努力を重ねております。

関連サイトのURL
- DHU 2025 VISION BOOK
- https://www.dhw.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/dhu_2025_visionbook_ver02.pdf
- デジタルフロンティア・グランプリ2025 特設サイト
- https://www.dhw.co.jp/df2025/
- デジタルフロンティア・グランプリ2025 開催レポート
- https://www.dhw.co.jp/press-release/20250425_df2025/
- DHGS the DAY プロスパーズ 2024年度成果発表会 特設サイト
- https://gs-exhibition.dhw.ac.jp/exhibition/2024/
- DHU2030 ProtoDesign(DHU 2025 VISION BOOKのアップデート版)
- https://www.dhw.ac.jp/visionbook/