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自治体と連携した子育て支援機能拡大による大学の専門性を活かした地域貢献活動への寄与

私立 西南学院大学

基準9:社会連携・社会貢献

自治体と連携した子育て支援機能拡大による大学の専門性を活かした地域貢献活動への寄与

西南学院大学
種別 大学評価
年度 2024年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

福岡市との協定に基づき、乳幼児とその保護者の子育て支援のために長年にわたり実施してきた「西南子どもプラザ」に、地域との連携強化や大学の専門性を子育て支援に還元する新たな方法として、2024年度から「子育て支援コンシェルジュ」を導入し、利用者の個別ニーズに基づく情報提供や適切なサービス・支援機関の紹介等に応じるなど、同施設の機能を拡大した。「西南子どもプラザ」の機能拡大によって、大学の特性を活かした付加機能として、外国人乳幼児親子への対応、授業やボランティアスタッフとしての学生参加、教員による専門相談・専門講座の企画・提案及び実施のみならず、福岡市内の「子どもプラザ」スタッフの人材育成や子育てボランティア、グループへの支援等も行い、大学の専門性を活かして社会の要請に応えて地域貢献活動に寄与していることから、評価できる。

ここがポイント

  • 福岡市との協定に基づき、乳幼児とその保護者の子育て支援のために長年にわたり実施してきた「西南子どもプラザ」の機能を拡大している。
  • 大学の専門性を活かし、社会の要請に応えて外国人乳幼児親子への対応、授業やボランティアスタッフとしての学生参加、教員による専門相談・専門講座の企画・提案及び実施のみならず、福岡市内の「子どもプラザ」スタッフの人材育成や子育てボランティア、グループへの支援等も行っている。

大学からのコメント

西南学院大学は、「西南学院大学と福岡市との協力協定書」において連携・協力事項として掲げている「子育てへの支援」を具現化することを目的として、2007 年度に「西南子どもプラザ」を開設しました。
また、福岡市からの要請を受け、地域との連携強化や大学の専門性を子育て支援へ還元する一つの形として、2024年度から子育て支援コンシェルジュを導入しました。
「西南子どもプラザ」では、遊び場、授乳室などを開放している他、本学の教員や学外の講師を招いての子育てミニ講座、読み聞かせボランティアによる絵本タイムなどの様々な取り組みを実施しており、子どもと保護者同士の交流の場として地域に親しまれています。「西南子どもプラザ」には、本学の学生もボランティアスタッフとして関わっており、学生にとっても学びの機会となっています。
また、「全市スタッフミーティング」や「全市スタッフ研修」を開催するなど、「西南子どもプラザ」は、福岡市内の子どもプラザをつなぐ“ハブ”としての役割も果たしています。
これからも西南学院大学は、「西南子どもプラザ」の取り組みを通して、大学の特性を活かした子育て支援で地域に貢献したいと考えています。

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