私立
国際基督教大学
基準7:学生支援
多様な進路を支援するための「デジタル学修歴証明書」の導入
取組み事例
国際性を重視する大学として、在学生・卒業生の多様な進路を支援するためにいち早く開発・導入した「デジタル学修歴証明書」は、国内外問わず世界中の企業・機関に対して成績証明書等の電子証明書を即時に送付することができ、留学や海外大学院への進学、グローバル企業への就職等に際し、証明書の発行・提出手続の利便性が大幅に向上しており、利用状況や利用者アンケートの結果からも、在学生・卒業生の多様なニーズに応える学生支援の取り組みとして評価できる。
ここがポイント
- 国内外の企業・機関に対して、成績証明書等の電子証明書をオンラインで即時に共有することができる。
- 留学や海外大学院への進学、グローバル企業への就職等に際し、証明書の発行・提出手続の利便性が大幅に向上しており、在学生・卒業生の多様なニーズに応える取り組みとなっている。
大学からのコメント
コロナ禍中である2020年11月から、一般社団法人国際教育研究コンソーシアムおよびアイルランドの教育IT企業Digitary社の協力のもと、本学の卒業生・在学生に対して発行する学修歴証明書をデジタル化する取組を開始した。
2021年4月1日からは、日本の高等教育機関として初めて、一部プログラムでのデジタル学修歴証明書の発行を開始し、2023年度時点では、本学の学部卒業生、大学院修了生に対し、「卒業証明書」「修了証明書」「成績証明書」などのデジタル証明書が発行可能となった。発行実績を見ると、導入初年度である2022年度のオンライン/窓口・郵送による発行申請枚数4,358枚の内、デジタル証明書は1,100枚(25%)を占めた。