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学生の今と未来を考える「学生の未来センター」

私立 神戸学院大学

基準7:学生支援

学生の今と未来を考える「学生の未来センター」

神戸学院大学
種別 大学評価
年度 2024年度
区分 私立
規模(収容定員) 8,001人~
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取組み事例

さまざまな不安や悩みを抱える学生のための総合相談窓口として、「学生の未来センター」では、学生からの相談を広く受け入れており、「学生相談室」等と連携して、修学に困難を抱える学生問題を抱えた学生を早い段階で把握し、必要に応じて適切な専門部署や専門家への橋渡しを行っている。さらに、修学が継続できない学生に対しても、その後のキャリアを支援するため、地域や企業とのつながりを生かして進学先や就職先を紹介するなどケアを行っており、これらの活動は、学生支援における「学生が自分の個性にあった進路・就職先を見つけられるような多様な支援を行う」という方針に基づく有意な取り組みとして評価できる。

ここがポイント

  • 「全学相談窓口」「修学意欲の向上」「居場所づくり」「教育支援」の4つの機能を備えた「学生の未来センター」は、学業や生活の悩みを広く受け入れている。
  • 修学に困難を抱える学生に対しては、個別のキャリア相談を実施し、希望に応じた適切な進路を提案する取り組みを行っている。
  • 企業や地域社会とのネットワークを活かし、学生が適切なキャリアパスを見つけられるような支援を提供している。

大学からのコメント

学生が大学生活を通じて建学の精神(真理愛好・個性尊重)を体得し実践していってもらうためには、学生が学びと知の探究を様々な方法で実現できるよう、また、自己と他者の個性に気づき、互いの存在を尊重し協力しあえるよう環境を整備、創造していく必要があります。
学生の未来センターでは、さまざまな理由から大学での学びを困難と感じ、修学を諦める判断をせざるを得なくなった学生に、可能な限り卒業を目指し、自らの能力を高め、就労の機会が得られるように、退学を防ぎ、よりよい人材へと成長してもらうための活動を展開しています。
残念ながら、一人で悩み、誰にも伝えられず、大学に出てこられなくなり、離学を余儀なくされる学生はあとを絶ちません。最後の教育機関である以上、ただ離学を見送るだけでは学生を育てているとはいえません。
学生の未来センターは、さまざまな不安や悩みを抱える学生のための総合相談窓口です。学生の悩みをひろく受け止め、若い学生の未来をつなぐ取組を前進させるために、大学の教職員をはじめ、障がい学生支援室、学生相談室等の大学内のさまざまな相談窓口と連絡を取っています。必要に応じて、学外の関連機関、企業や自治体の力添えをいただきながら解決に向け取り組んでいます。また、やむなく退学を選択した学生とも将来について一緒に考えています。
ひとりで悩みを抱え込まないよう、関連部署と協力しながら、相談窓口の周知を徹底しより相談しやすい環境作りを進めます。

神戸学院大学

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