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他者と協働できるリーダーを目指す実践的なリーダーシップ養成プログラム

私立 共立女子大学

基準4:教育課程・学習成果

他者と協働できるリーダーを目指す実践的なリーダーシップ養成プログラム

共立女子大学
種別 大学評価
年度 2024年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

建学の精神を実現する教育として、「リーダーシップ」を「他者と協働して目標達成を目指す力」と定義し、全学共通教育科目の「リーダーシップ開発プログラム」でリーダーシップのあり方やファシリテーション、プレゼンテーションの技術を学び、演習では連携企業が提示する課題にチームで取り組み、課題解決に向けた提案を行うPBL(Problem/Project Based Learning)を実施している。上級生がラーニング・アシスタント(LA)としてチームをサポートし、学生の提案に対して企業による審査やチームメイト・LA・教員からのフィードバックを受けることで、現代社会に求められる「リーダーシップ」を身につけた人材を養成していることは評価できる。

ここがポイント

  • 一人ひとりに合ったリーダーシップがあることを学び、自分の強みを見つめる機会を提供している
  • 連携企業が提示する課題にチームで取り組むPBL(課題解決型学習)を軸とした授業を実施している
  • プログラムを修了した上級生がラーニング・アシスタント(LA)としてチームをサポートする

大学からのコメント

共立女子大学では、「女性の自立と自活」および「誠実、勤勉、友愛」という建学の精神と校訓に基づき、「リーダーシップの共立®」という教育指針・行動指針を掲げ、全ての学生が自分らしいリーダーシップを身に付け、発揮できるようにリーダーシップ開発に力を入れています。
本学で学ぶリーダーシップとは、「他者と協働して目標達成を目指す力」です。カリスマ的なリーダーが一人でチームを牽引する従来型のリーダーシップとは異なります。リーダーシップ理論やPBL、経験学修サイクル、LA(ラーニングアシスタント)の配置などを取り入れた「リーダーシップ開発プログラム」を展開し、学生一人ひとりのリーダーシップを育んでいきます。

共立女子大学は、1886年に「共立女子職業学校」として、女性の自立と自活を図るために職業教育の実践を目的として設立されました。女子教育の歴史における「実学」教育のパイオニアとして、今日でも専門分野の教育を大切にしています。
このように「リーダーシップ」と「実学」を教育の両輪に据える本学は、「Major in Anything.Minor in Leadership.®-主専攻は様々な専門分野、副専攻はリーダーシップ-」というスローガンを掲げ、長年に渡って受け継がれてきた大学の理念を常に軸に置き、変化の激しい現代社会においても活躍できる人材を育成するための教育プログラムを各学部・学科で設計し、運営しています。

2025(令和7)年度からは、リーダーシップ教育のさらなる実質化を図るために、全学必修のリーダーシップ開発基礎科目として「課題解決のためのリーダーシップ入門」を開講しました。これによって全ての学生が、1年修了時までにリーダーシップ開発の基礎を身に付け、2年次以降は各所属学科での学びの中で専門性を深めながら、1年次のリーダーシップ科目で得た学びを活かしてリーダーシップも併せて伸ばしていくことを目指しています。
今後も、学生一人ひとりが自分らしいリーダーシップを発揮して社会で活躍できるように、リーダーシップ開発に力を入れていきます。
その他、詳細については関連サイトをご覧ください。

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