国立
宮崎大学 農学部獣医学科
2 教育課程・学習成
全国有数の畜産県である宮崎の特性を生かした科目

種別 | 獣医学教育評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 国立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
関連タグ |
取組み事例
宮崎県は牛、豚、鶏等の畜産物産出額が全国で常に上位にランクしており、「アドバンス産業動物Ⅰ」では、県内の生産現場の最前線で活躍する社会人講師を招き、学生に生産獣医療に関する最新の課題事例を課すことで、課題解決能力と生産者とのコミュニケーション・スキルを高めている。また、「アドバンス産業動物Ⅱ」では、豚、牛、鶏等の産業動物を中心に宮崎県に生息する野生馬を加え、各臓器・組織の特性に応じた病態について理解を深めるなど、全国有数の畜産県としての特色を生かした講義を中心としていることは、評価できる(評価の視点2-15)。
ここがポイント
- アドバンス講義科目のうち、特に「アドバンス産業動物」は、宮崎県の特色を存分に生かし社会的要求に応じた内容となっている。
大学からのコメント
5・6年次にアドバンス科目を実施している。学生は7科目の中から4科目の履修が必須となっており、幅広い分野について発展的な知識を学ぶことができる。特に、本学は畜産業が盛んな地域に立地しており、また産業動物感染症や人獣共通感染症に関した研究センターを有す大学としての特性を活かして、実践的な科目を開講している。
今後、より一層の内容の充実を図るためアドバンス科目の見直しも進めている。