国立
宮崎大学 農学部獣医学科
7 社会連携・社会貢献
宮崎県の畜産業を支える社会貢献活動

種別 | 獣医学教育評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 国立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
宮崎県にとって畜産業は重要な産業であり、当該学科としても地域獣医師との学術的・技術的交流を重視し、地域獣医師や一般市民を対象としたセミナーを毎年多数開催するとともに、獣医学科教員及び学生並びに地域獣医師との交流の場である「獣医学科集談会」を長年にわたり継続開催していることは、特色として評価できる(評価の視点7-1、7-2)。
ここがポイント
- 卒後・生涯教育として獣医師を対象に「附属動物病院」を活用した講座及び地域住民や一般市民が対象のセミナーを高い頻度で開催している。
- 教員及び学生並びに地域獣医師との情報交換と交流の場を長年にわたり継続開催している。
大学からのコメント
本学が立地する宮崎県にとって、畜産業は重要な産業であり、本学獣医学科としても、地域獣医師との学術的・技術的交流を大切にしている。「感染症防疫専門家育成教育」として県内の獣医師を対象に開講しているコースワークは、現場のニーズに応えるべくその実習内容を獣医師とともに企画し、動物の感染症予防や診断に関わる様々な実習を開講してきた。また、「卒後教育モデルカリキュラム実証講座」として衛生・畜産・臨床の3つ分野について各10前後のコースを開講し、各分野について毎年のべ200名前後が参加している。
さらに、獣医学科教員および学生と、地域獣医師との情報交換と交流の場として「獣医学科集談会」を長年継続実施してきており、2024年度で第142回の開催となった。地域獣医師の方々にとっても、学術研究成果をまとめる訓練の機会になっている。一般市民を対象としたセミナー・シンポジウムも多数開催しており、生涯学習の機会を提供している。特に、本学科の特色を活かした感染症関連分野をテーマとする機会も多く、社会的ニーズが高いテーマということで各回多くの参加を得られている。
今後も、本学科は産業動物防疫リサーチセンターや附属動物病院との連携を密にし、情報発信についてより一層強化していく。