私立
日本獣医生命科学大学 獣医学部獣医学科
4 教員・教員組織
「魚病学」「野生動物学」に関する充実した教育体制

種別 | 獣医学教育評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
コアカリキュラム科目「魚病学」及び「野生動物学」の授業を、「水族医学」及び「野生動物学」研究室の専任教員が担当している。授業を行う年次にも配慮しており、段階的に学生の理解を深める観点から、「野生動物基礎」の講義科目は2年次後期に、「野生動物医学」は4年次前期に配置するという工夫をしている。さらに、アドバンス科目としても、同様に専任教員が担当する「魚病学実習」及び「野生動物学実習」を開講しており、学生の理解醸成や科目構成の厚みの観点から評価できる(評価の視点4-4、4-5)。
ここがポイント
- 「魚病学」及び「野生動物学」を専任教員が担当し、この分野に興味のある学生が広く深く学べる環境を整えている。
- 他分野の履修状況も勘案して、基礎科目と応用科目の履修時期を分け、学生の知識の定着を深める科目構成としている。
大学からのコメント
獣医学教育が6年制となり、「魚病学」や「野生動物学」が専門教育科目となったことを受け、本学は我が国の獣医系大学で初めて「魚病学教室(現 水族医学研究室)」(1982年)および「野生動物学教室(現 野生動物学研究室)」(1986年)を開設しました。当初から、教授を含めた2名の教員が専任教員として所属し、現在では獣医学教育モデル・コア・カリキュラムとなっている「魚病学」および「野生動物学」の教育を長きにわたり担っています。「魚病学」および「野生動物学」に関してより深く学びたい学生は、それぞれの研究室において卒業論文の研究活動をおこない、高い専門的知識と技術を習得しています。