1 使命・目的
産業界とのつながりを意識した知的財産専門人材の養成
取組み事例
唯一の知的財産専門職大学院として、産業界のニーズを踏まえて、知的財産専門人材が備えるべき知識・能力を「法律的観点」「実務的/技術的な観点」「国際的な観点」「ビジネス的な観点」という4つの観点から幅広く捉えた固有の目的を定めていることは、特色として評価できる(評価の視点1-1)。
ここがポイント
- 知的財産は学際的で多面的なものであるとの認識に基づき、知的財産専門人材が備えるべき知識・能力を幅広く捉えた固有の目的を定め、人材養成に取り組んでいる。
大学からのコメント
(1)知的財産研究科の特長 ~我が国唯一の知的財産の総合大学院~
本研究科は、日本で初めての知的財産専門職大学院の一つとして2005年度に開設されました。これまでの修了生の多くが知的財産の世界で活躍されています。これから入学される皆様、そして在学生の皆様が、知的財産のプロとして社会で活躍されることを期待しています。
(2)本研究科設立の目的
本研究科は、「イノベーションを支援するために必要な知的財産に関する知識・技能を備えるとともに、法律的素養、国際的な視野及びビジネス感覚をもった高度な専門的職業人を養成する」ことを教育上の目的としています。
(3)知的財産を総合的に多面的に学ぶ
知的財産は多面体のようなもので、見る角度によって(見る人によって)違った側面が見えます。いずれの側面も奥深いものですが、知的財産を理解するためにはすべての側面を総合的に理解することも必要です。
そこで本研究科では、知的財産の法律的側面、実務的側面、国際的側面、そしてビジネス的側面のすべてをカバーする幅広い教育を提供しています。もちろん一つの側面を深く学ぶことも可能です。
(4)めざす理想像に応じて学べる幅広い教育を提供
「知的財産のプロ」といっても、いろいろなタイプがあります。本研究科では、入学者の将来希望や関心分野に応じて、「イノベーション支援人材」、「グローバル知財人材」、「知財マネジメント人材」を育成します。そして、最終的には、知的財産の全分野で活躍できる「オールラウンド知財人材」になりうる人材を育成することをめざしています。

関連サイトのURL
- 大阪工業大学大学院知的財産研究科HP
- https://www.oit.ac.jp/ip/graduate/
- 大学院紹介
- https://www.oit.ac.jp/ip/graduate/whatsipm/index.html