私立
大阪工業大学大学院 知的財産研究科知的財産専攻
2 教育課程・学習成果、学生
理想の教育内容を示した参照基準の策定と、カリキュラムの継続的な改善

種別 | 知的財産専門職大学院認証評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
知的財産専門職大学院において理想とする教育内容を具体的に示した「知的財産学における教育課程編成上の参照基準」を策定し、これに準拠してカリキュラム等の継続的な改善に努めるなど、教育課程の充実に向けた取組みが積極的に行われていることは高く評価できる(評価の視点2-1)。
ここがポイント
- 「知的財産学」についての定義、知的財産学を学ぶ学生が身につけることを目指すべき基本的素養、知的財産学で学べるジェネリック・スキル、これらの能力等を培うための教育内容・方法に関する基本的な考え方等を、「知的財産学における教育課程編成上の参照基準」として示している。
- 参照基準に準拠してカリキュラム等の改善に努めており、教育課程の充実に向けた取組みが積極的に行われている。
大学からのコメント
(1)知的財産学における教育課程編成上の参照基準
2002年に知的財産戦略大綱や知的財産基本法等において知的財産の専門家を育成することが提唱されてから、20年を迎えます。大阪工業大学 大学院知的財産研究科・知的財産学部は、これを契機とし、大学及び大学院において「知的財産学」の教育課程を編成する際の参考とすることを目的として「知的財産学における教育課程編成上の参照基準」を作成しました。
(2)知的財産学で修得する[ 8つの専門的能力]と[ 3つの汎用的能力]
知的財産学は、専門的であると同時に、法学・経営学・自然科学・語学など幅広い領域にまたがる学際的なものです。知的財産学の学びを通じて「専門的かつ幅広い能力」が得られます。
(3)カリキュラムの継続的な改善
本学研究科は、参照基準に基づいて知的財産の学びの体系化を図りつつ、時代の要請に応じてカリキュラムの継続的な改善を進めています。近年は知的財産法及びその実務を学ぶ科目に加え、知的財産のビジネス側面を学ぶための経営や事業戦略、知的財産マネジメント、契約、ブランドやデザインについて学ぶ科目の抜本的拡充を図っています。

関連サイトのURL
- 知的財産学における教育課程編成上の参照基準
- https://www.oit.ac.jp/ip/graduate/education/ip_reference.html