1 使命・目的
公衆衛生系専門職大学院の基本5専門領域を基盤とした人材育成への取組みを定めた中期計画

種別 | 公衆衛生系専門職大学院認証評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 国立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
関連タグ |
取組み事例
医療経営・管理に特化した人材を養成する専門職大学院として、固有の目的を「専門分化した医療技術を、人々が『安心・納得・一体感』を持って生活し、人生を過ごせるよう統合・調整・組織化できる高度な専門職業人の育成」と定め、公衆衛生系専門職大学院の基本5専門領域を基盤としつつ、医療経営・管理学分野を中心とした専門的知識・技能を身につけ、広い見識と高い職業倫理観を持った人材を育成することを中期計画に定めていることは、特色として評価できる(評価の視点1-2)。
ここがポイント
- 基本5専門領域を基盤として大学全体のビジョン及び中期目標を踏まえ、部局の基本的な目標を定めるとともに、その目標の達成に向けた中期計画を定めている。
大学からのコメント
九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学専攻は、医療経営・管理に特化した人材を養成する専門職大学院として「専門分化した医療技術を、人々が『安心・納得・一体感』を持って生活し、人生を過ごせるよう統合・調整・組織化できる高度な専門職業人を育成する」ことを固有の目的として、平成13年4月に設置されました。(平成 15 年4月「学校教育法」の改正により大学院医学系学府医療経営・管理学専攻専門職課程(専門職大学院)に改変)。本専攻は公衆衛生専門職大学院としてわが国で二番目、医療経営・管理学分野としてはわが国で初めて設置された専門職大学院となります。公衆衛生系専門職大学院の基本5専門領域を基盤としつつ、医療経営・管理学分野に求められる幅広い学問領域の専門的知識・技能を身につけ、広い見識と高い職業倫理観を持った人材を育成しています。
急激に進む少子高齢化、疾病構造の変化、医療技術の進歩と高度化、健康寿命と健康格差の課題、新興・再興感染症の対応など、わが国の保健医療を取り巻く環境は激変しています。人々が「安心・納得・一体感」を持って生活し、人生を過ごせるようにするには、どうしたらよいのか。本専攻では、これらの課題を解決すべく、医学系のみならず人文社会学系領域を専門とする教員も教育に参画しています。