私立
同志社大学大学院 ビジネス研究科ビジネス専攻
2 教育課程・学習成果、学生
独自の段階的学習「ソリューションレポート」

種別 | 経営系専門職大学院認証評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
思考力、分析力、コミュニケーション力を修得させるための手法として、「プロジェクト研究基礎」「プロジェクト研究Ⅰ」「プロジェクト研究Ⅱ」の履修を通じ、「ソリューションレポート」という成果物につなげる段階的学習を採用していることは、当該専攻の特色として評価できる(評価の視点2-2、2-3)。
ここがポイント
- 「ソリューションレポート」は、学生自らが課題を設定し、習得した知識や思考を用いて具体的な解決策を提示する、学習成果の集大成である。
- 基礎及びケーススタディを通じた実践学習、グループワークを通じて理解を深め、「ソリューションレポート」にて成果を具体化するという、段階的な科目を配置している。
大学からのコメント
MBAとしての実践的応用力は、「ソリューションレポート」の作成によって磨かれます。「ソリューションレポート」の作成は、演習科目である「プロジェクト研究基礎」→「プロジェクト研究Ⅰ」および「プロジェクト研究Ⅱ」により、それぞれのテーマを専門分野とする教員の指導の下に進められます。テーマが多くの分野にわたる場合は、複数の教員が相互に協力して指導に当たるシステムになっています。
研究者の卵たちが書く論文よりも、実務経験という社会人のみが体得した知識や経験が追加されること、さらには、実践的インプリケーションを必ず持たなければならないという点で、ビジネススクールで作成する「ソリューションレポート」は、研究論文よりも一段と高度なものが要求されることになるでしょう。「問題発見」→「問題分析」→「問題分析結果(実践的インプリケーション)の提示」というプロセスを経て、「ソリューションレポート」は完成します。完成に至るプロセスでの体験は、MBA 取得後に、間違いなく実務に応用できるものとなるでしょう。