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中・長期ビジョン及び戦略に基づく活動の実行

国立 香川大学大学院 地域マネジメント研究科地域マネジメント専攻

1 使命・目的

中・長期ビジョン及び戦略に基づく活動の実行

香川大学大学院 地域マネジメント研究科地域マネジメント専攻
種別 経営系専門職大学院認証評価
年度 2023年度
区分 国立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

「香川を元気にするビジネスプラン」の公募・表彰・実現支援を行う「香川ビジネス&パブリックコンペ」を実施して、学生の「プロジェクト研究」の実現を後押ししていることは、中・長期ビジョン及び戦略に基づく実行例として評価できる(評価の視点1-2)。

ここがポイント

  • 中・長期ビジョン及び戦略に基づき「香川を元気にするビジネスプラン」の公募・表彰・実現支援を行っている。
  • これにより学生の「プロジェクト研究」の実現を後押ししている。

大学からのコメント

【経緯】
 研究科の目的を実現させるために「地域とグローバル社会を相互に共生する形で結びつけ、理論知と実践知を融合した教育・研究によって、地域活性化に貢献するビジネススクール」となることを中・長期ビジョンとして策定してきた。

【強調のポイント】
 中・長期ビジョンに沿い、実効性のある戦略として6つを策定、活動を実行している。
「①地域に貢献するMBA教育の、日本型MBA 教育の一モデルとしての進化・成熟」米国発のMBA教育に対し、日本型MBA教育のモデルの一つとしての確立を試み、地域に貢献するMBA教育の進化・成熟を図る。
「②実践的な取組みの具体化の後押し」課程の集大成としてのプロジェクト研究、香川を元気にするプランを公募して表彰し実現を支援する香川ビジネス&パブリックコンペ、外部機関との研究会・共同研究などの実践的な取組みを強化し、地域活性化の具体化を後押しする。
「③戦略的産官学連携の推進」教育課程連携協議会や地域の産官学の主体から、地域の方向性を提示すること、多種多様な地域活性化の取組みを束ねて大きな流れにしていくことが求められている。そこで、研究開発に関する産官学連携に加え、本研究科を中心に戦略的産官学連携を整備・推進し地域活性化を中長期的に実現する。その取組みが大学全体の産官学連携体制の中でも適切に位置付けられるように働きかける。
「④現役生・修了生の力の結集による地域活性化の果実の創出」 現役生・修了生を合わせると600 名を超えており、民間企業・自治体NPO など各方面で活躍している。研究科同窓会との連携を強化し、学生・修了生の力を結集し、その活動を支援することで、地域活性化の果実を生み出す。
「⑤地域活性化のための国際化の推進」地場企業の海外進出やインバウンド海外旅行客への対応など、地域活性化の推進も国際的取組みを必要としている。地域重視に拘りながら、地域活性化に必要な教育・研究・社会貢献での国際化への取組みを推進する。
「⑥地域活性化に関する研究の促進」 研究者教員とともに実務家教員を擁しており、企業経営系と地域公共系の連携、研究者教員と実務家教員の連携など、多様な専門性・バックグラウンドを持つ教員による地域活性化に関する研究を促進する。