国立
広島大学 歯学部歯学科
2 教育の内容・方法・成果
3つのポリシーの理解を促す教養教育科目「大学教育入門」

種別 | 歯学教育評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 国立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
教養教育科目の必修科目である「大学教育入門」において、学位授与方針や教育課程の編成・実施方針に関する設問を課し、新入生が各ポリシーの内容を理解できるように努めている点は特色といえる(評価の視点2-2)。
ここがポイント
- 必修科目である「大学教育入門」において、学位授与方針や教育課程の編成・実施方針に関する設問を設けている。
- 受講者の回答内容は、歯学科長・1年次生のチューターで共有し、各学生の理解度を把握している。
大学からのコメント
広島大学では、全学的な取り組みとして大学での知的活動を行う上で基本となる知識や能力を身に付ける「大学教育入門」および教養ゼミを体系的に取り入れ、幅広い教養や豊かな人間性を身につける取り組みを行っています。
「大学教育入門」では、大学での学びの方法の理解と自主的な学習態度の形成、問題発見能力の開発、文献資料などの情報収集方法の修得、論理的・批判的な思考法の修得、読解力、表現力、発表力、討論の方法などの修得・向上、大学生活を送る上での社会的ルールの理解について、大学での学びのために必須の予備知識を修得します。一方、教養ゼミではディスカッションやグループ学習などのスキルを修得します。
特に大学教育入門の最初に「ディプロマ・ポリシーに掲げられた卒業時までに身につける力を修得するために、今後、あなたはどのように学びを進めていくべきか。カリキュラム・ポリシーを参考にしながら考えなさい。」との設問を受講者全員に課すことで、新入生が入学時に必要なポリシーも含めた3つのポリシーの内容を理解できるようにしており、すべての受講者の回答内容は歯学部の学科長および1年次生のチューターと情報を共有しています。