国立
岡山大学 歯学部歯学科
2 教育の内容・方法・成果
デジタル医療教育の整備・拡充

種別 | 歯学教育評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 国立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
関連タグ |
取組み事例
2021年度の「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業(文部科学省)」の採択をきっかけに、「デジタル歯学教育部会」を歯学部教務委員会のもとに設置し、デジタル医療教育の拡充、整備を進めている点は特色として評価できる(評価の視点2-3)。
ここがポイント
- 「デジタル歯学教育部会」を設置し、デジタル医療教育の整備・拡充を進めている。
大学からのコメント
アップデートな歯学教育を構築し、新しい提案をしていくために教務委員会の下部組織として、デジタル歯学教育部会を設置した。設立の当初は臨床分野の教員で組織立てられたが、将来的には基礎分野も含めた部会にすることを予定している。部会では、これまで学部内で比較的先進的にデジタル歯学教育を専攻しているインプラント補綴学のデジタルワックスアップ実習および矯正歯科でのデジタルセファロトレース実習などの事例を各科で共有することで、利点の確認、今後の課題の議論を行っている。また、デジタル教育には、専門的なバックアップも必要であるので、外部顧問教員として、工学部情報学系の教員をメンバーに招聘していつでも参考意見を伺うことができる状態にある。今後は、歯学部全体での共通のデジタル教育について話し合っていく予定である。