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60分×4学期制による深い学びの強化

国立 岡山大学 歯学部歯学科

2 教育の内容・方法・成果

60分×4学期制による深い学びの強化

岡山大学 歯学部歯学科
種別 歯学教育評価
年度 2023年度
区分 国立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

4学期制を採用して、2か月または4か月ごとに成績判定を行うことにより、学生の自己モニターと学部としての早期の成績把握・指導に役立っている点は特色として評価できる(評価の視点2-17)。

ここがポイント

  • 60分授業を採用している。
  • 2か月または4か月ごとに成績判定を行い、学生の自己モニターと教員による早期の成績把握・指導に貢献している。

大学からのコメント

 岡山大学では教育改革「学びを強化」を実現し、「鍛え抜かれた学生」を社会に送り出すことを目指し、平成28(2016)年度より、全学の学士課程教育において、60分授業・4学期制を導入した。これを全学部で実施するのは、国立の総合大学としては、全国初の取り組みであった。本取り組みは、学生の修学時間の確保(大学でしっかりと勉強すること)、学生の留学機会の確保、長期インターンシップの実現、入学から卒業までの教育の体系的再構築(それぞれの授業や勉強が何のために必要かということをはっきりとさせること)など、社会が長年大学に求めてきた課題を、岡山大学として正面から受け止め、実現していこうとするものである。歯学部においても、学生にアクティブラーニング、つまり主体的学びに向かわせ「単位の実質化」を図ることで、教育アウトカムを充実させることを目的とし、大規模なカリキュラムの改善を行った。
 4学期制では、2か月毎又は4か月毎に成績判定がなされ、学生はWeb上で、個人情報が保護された学務システムにて成績を確認できるようになっている。これは学生の自己モニターに役立ち、また、学部としても学生の成績を早期に把握し、成績不振の学生に対する適切な指導に役立っている。

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