私立
大阪歯科大学 歯学部歯学科
2 教育の内容・方法・成果
学生生活を支える「寄り添い・育み教育」
取組み事例
各学年に担当指導教授、助言教員、教育アドバイザーによる重層的な学生支援を行うとともに、メンタル面でのサポートや成績不振者に対する指導を行う「寄り添い・育み教育」を実施するなど、手厚い支援を行っている。また、教務システム・学生カルテに学生指導に係る情報を蓄積し、教員間で共有するとともに指導に生かすなど、学生支援体制が整っている点は評価できる(評価の視点2-6)。
ここがポイント
- 一人一人の学生生活に対する、手厚く重層的な学生支援体制を構築している。
大学からのコメント
本学では、各学年に担当指導教授、助言教員、教育アドバイザーを置き、履修指導や学修に関する相談・支援、進路やキャリア選択に関する相談に対応している。指導教授は毎月、学年全員を対象とするホームルームを開催して学生とのコミュニケーションの維持に努め、さらに助言教員や教育アドバイザーが学生10~15名毎に配属され、学修のみならず生活面での指導も行って学修意欲の向上に向けた指導を実施している。さらに歯科医学教育開発センターを中心として、成績不振者に対しては「育み指導」、メンタル面でのサポートを必要とする学生に対しては「寄り添い教育」として懇切丁寧な指導を行っている。また助言教員・特別アドバイザーは、学生指導に実績のある専任教員から選任しており、カリキュラムに定める講義・実習とは別に、自己の担当する学生に対して、個別に学習支援及び生活指導を行っている。これらの支援内容は教務システム・学生カルテに蓄積されており、教員間で情報を共有している。