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時代に即した評価項目も加えた多面的な教員評価

私立 大阪歯科大学 歯学部歯学科

4 教員・教員組織

時代に即した評価項目も加えた多面的な教員評価

大阪歯科大学 歯学部歯学科
種別 歯学教育評価
年度 2023年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

教員評価を規程に基づいて実施しており、個々の教員評価にとどまらず科目の評価を含めた多面評価を取り入れるとともに、SDGsやSociety5.0、地域連携・地方創生など新たな評価項目も加えている点は評価できる(評価の視点4-9)。

ここがポイント

  • SDGsやSociety5.0、地域連携・地方創生など、新たな評価項目を加えた教員評価を実施している。

大学からのコメント

教員評価については、「大阪歯科大学教員評価の実施に関する規程」に基づき評価領域を①教育活動、②研究活動、③臨床活動、④学内・社会活動の4領域で評価している。その評価方法について、従来は教員個々の評価にとどまっていたが、科目全体の評価も取り入れ、教育をより一層、大所高所から検証し、より良い学修成果が得られるように評価システムを変更している。すなわち、教員個々の到達目標を明確にし、役割基準評価及び卓越領域評価を取り入れ、多面的な評価を導入して各科目及び各教員の評価をより具体的に行っている。そのため、評価におけるルーブリックの活用を行い、従来の評価項目に加えて新しい項目も含めている。すなわち、2040年に向けた高等教育のグランドデザインを含めてSDGsやSociety 5.0、地域連携・地方創生を取り込んだ内容となっている。新しい教員評価システムに則り、的確で具体的な資料および情報が得られるので、根拠に基づいた評価が行える。評価に関しては教員評価委員会が毎年執り行い、教員評価結果を各教員にフィードバックして次年度の教育の改善・充実・向上に資することとしている。教員評価結果は、①教員の諸活動の活性化と高度化、②成績優秀者の表彰に関する資料、③成績不十分な教員に対する活動の改善及び指導、④任期制教員の業績、能力判定等の資料、⑤教員の昇給及び賞与の査定資料として活用することとなっている。表彰に関してはグッドティーチャー賞を設けて教員のさらなる向上・発展を目指している。