私立
明治薬科大学
基準8:教育研究等環境
中期計画に基づく研究環境の整備・活性化

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
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取組み事例
薬学・医療の進歩に対応した教育研究の改革に取り組むことを示した中期計画に基づき、薬学分野における専門性の高い学術雑誌・電子ジャーナルを豊富にとりそろえているほか、毎年の業績評価に基づき質の高い研究業績を有する研究室に研究費を傾斜配分することで教員の研究に対するモチベーションの向上を図っている。また、若手研究者の育成として、助教を含めた専任教員に地位・給与を保障しつつ海外留学に送り出すことを毎年行っており、これらの研究環境整備・活性化によって外部資金の申請件数・獲得件数が向上するなど、研究の高度化に寄与していることは評価できる。
ここがポイント
- 薬学分野における専門性の高い学術雑誌・電子ジャーナルを豊富にとりそろえることで、研究活動の促進に注力している。
- 毎年の業績評価に基づき質の高い研究業績を有する研究室に研究費を傾斜配分することで教員の研究に対するモチベーションの向上を図っている。
- 若手研究者の育成として、助教を含めた専任教員に地位・給与を保障しつつ海外留学へ毎年送り出している。
大学からのコメント
本学は4年ごとの中期計画を策定することで、将来を見据えた教育研究環境の改革に積極的に取り組んできた。その特徴として、専門性の高い学術雑誌や約7,000タイトルの電子ジャーナルのほか、各種データベース・e-Bookを学内外から利用出来、さらに全教員に定期的にタイトルや利用方法に関するアンケートを行うことで、常にその利便性を高めている。研究費については、従来通りに配分される基礎的な研究室予算に加え、毎年度、研究室ごとに発表した論文のIF(インパクトファクター)に基づき業績を評価し、高い研究業績をあげた研究室に予算を傾斜配分することで、更なる競争的環境を創出することで、研究活動の一層の充実と活性化を図っている。さらに、科研費だけでなく、その他の外部の競争的研究資金の獲得を支援するため財務部に産学連携・研究支援室を設置し、外部研究資金募集情報を常に探索し、その情報を全教員に向けて周知している。
