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学生の身分を有したまま研究者としてのキャリア形成を支援する「若手研究者育成支援制度」

私立 東京電機大学

基準5:学生の受け入れ

学生の身分を有したまま研究者としてのキャリア形成を支援する「若手研究者育成支援制度」

東京電機大学
種別 大学評価
年度 2023年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

先端科学技術研究科(博士後期課程)に所属する優秀な大学院学生を対象に、「特任助手(任期付)」として雇用し、学生の身分を有したまま研究者として従事することで研究者としてのキャリア形成を支援する「若手研究者育成支援制度」を導入し、この制度を適用した修了生が助手や特別研究員として採用されるなど実績にもつながっている。同制度の運用・実績を通じて、学士課程・修士課程の学生に大学院進学後の経済面も含めたキャリア支援や博士後期課程の修了後のキャリアモデルを周知することで、大学院への進学を促し、研究科の入学者確保につながる仕組みとして評価できる。

ここがポイント

  • 先端科学技術研究科(博士後期課程)に所属する優秀な大学院学生を対象に、「特任助手(任期付)」として雇用している。
  • この制度を適用した修了生が助手や特別研究員として採用されるなど実績にもつながっている。
  • 大学院進学後の経済面も含めたキャリア支援や博士後期課程の修了後のキャリアモデルを周知することで、大学院への進学を促し、研究科の入学者確保につながる仕組みである。

大学からのコメント

本学では、令和3年度より「若手研究者育成支援制度」を導入しました。この制度は、日本学術振興会特別研究員制度に準じ、大学院先端科学技術研究科に所属する優秀な大学院学生を対象に、大学院学生の身分を有したまま一定の収入を保障する「特任助手(任期付)」として本学が雇用し、研究者としてのキャリアを支援するものです。
大学院学生の身分を有したまま総合研究所に所属する任期付の専任教員として雇用されることで、研究に専念でき科研費をはじめ競争的資金等への申請や関連する研究プロジェクトへの参加も可能です。また、学科の演習等の授業補助(週3コマ)と学部学生・修士課程学生の研究指導補助(週1コマ)、大学の運営補助を担うことで、教育・学科・学系運営のキャリアを積むこともできます。在学中に、職歴と研究歴、授業補助の経験を詰める機会を提供することで、博士課程(後期)修了後のキャリアパスとなっています。
本制度を通じて、研究者としての能力を一層伸ばす意欲がある学生を支援し、技術で社会に貢献できる人材を輩出し続けていきたいと考えております。

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