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各学年に少人数単位で学生を受け持つ学年担当委員による学生への支援

私立 聖マリアンナ医科大学

基準7:学生支援

各学年に少人数単位で学生を受け持つ学年担当委員による学生への支援

聖マリアンナ医科大学
種別 大学評価
年度 2023年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

医学部では、各学年に少人数単位で学生を受け持つ学年担当委員を配置しており、学生の日常生活や学習状況を「学年担当委員会」で共有するほか、面談等の活動内容を「学生個人記録システム」に記録し、学生相談室、学校医、教学部職員などの関連する教職員と詳細に情報を共有することで、成績不振や精神的に不安定な学生の早期発見・ケアに努め、きめ細かな生活支援・修学支援に取り組んでいる。これによって、学生の円滑な学習及び健康で安全な学生生活を充実させ、建学の精神に沿った学生への支援を実現していることは評価できる。

ここがポイント

  • 各学年に少人数単位で学生を受け持つ学年担当委員を配置している。
  • 面談等の活動内容を「学生個人記録システム」に記録し、関連する教職員と詳細に情報を共有し、成績不振や精神的に不安定な学生の早期発見・ケアに努め、きめ細かな生活支援・修学支援に取り組んでいる。

大学からのコメント

従来、指導情報については事務部門(学務課)が一括して紙で管理していましたが、閲覧や更新の度に教員が事務部門へ来所する必要があり、教員がリアルタイムで閲覧・更新できるよう学内サーバーによる「学生個人記録システム」を設計しました。
これにより、当該学生の指導内容を即座に把握でき、指導記録の作成も容易となったことから、学生支援の質向上に繋がりました。
「学生個人記録システム」では、過去の指導記録を参照するだけではなく、学生ポータルの情報と連動して成績情報、出席率の参照も可能となっており、学生の様子をリアルタイムに把握して指導することが可能となりました。
また、記録は事務部門サイドからも入力可能となっており、事務部門が学生から受けた相談事項など、多方面からの情報を集約しスムーズに共有することが可能となっています。