基準4:教育課程・学習成果
多様な価値観を身に付ける学部横断型教育プログラム

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | 4,001人~8,000人 |
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取組み事例
発展的な学部横断型の教育プログラムを開講しており、企業と連携した人材育成プログラム「丸の内ビジネス研修(MBT)」では、企業から提示された課題をもとに学生がそれぞれの学部の専門性を生かして協働することを通じて、課題発見・解決能力を身に付けさせている。また、少人数授業のグローバル教育プログラム「EAGLE」では、英語で行う授業や海外留学等のキャリア教育を通じて国際化社会を牽引する人材育成に取り組んでいる。これらのプログラムを経験した学生は、課題解決能力やコミュニケーション能力のみならず、社会で求められる多様な価値観を身に付け、さまざまな企業や国際機関等で活躍しており、学生の成長を含めて成果を上げていることから、優れた取り組みとして評価できる。
ここがポイント
- 企業と連携した「丸の内ビジネス研修(MBT)」を通じて、学生が学部の専門性を生かして協働し、課題発見・解決能力を身に付けさせている。
- グローバル教育プログラムである「EAGLE」において、選抜された学生が各学部学科に所属しながら少人数で英語での授業や海外留学等のキャリア教育を行うことで、国際化社会を牽引する人材の養成に取り組んでいる。
- 独自の教育プログラムを通じて、学生が社会で求められる多様な価値観を身に付けており、卒業後にはさまざまな企業や国際機関等で活躍するなど、成果を上げている。
大学からのコメント
成蹊大学は、2020年4月、学修意欲、英語力ともに高い選抜された学生が各学部学科に所属しながら少人数の授業でグローバルに学ぶ、学部横断型グローバル教育プログラム「EAGLE (Education for Academic and Global Learners in English)」を開設しました。TOEFLやIELTSなどのスコアアップから留学、そして帰国後のキャリアデザインまで、一貫して徹底的にサポートするとともに、EAGLE専用の少人数の授業やゼミでアクティブに学び、主体性や応用力を身に付けながら、異なる学部の学生との共同学修を通じて、多様な考え方や価値観を理解する柔軟性を養います。
「丸の内ビジネス研修(MBT)」は、約7カ月間かけて行う学部横断型の産学連携人材育成プログラムで、徹底した実践体験で社会に求められる力の素地をつくることを目指しています。論理的思考力を鍛える「学内準備研修」、企業担当者の指導のもとで与えられた課題に取り組む「丸の内研修」を経て、企業での「インターンシップ実習」に参加します。最終的には「丸の内成果発表会」にて企業関係者へ向け課題の成果発表やインターンシップの成果を報告します。研修や討論においては文系・理系の学生が一緒に取り組むのも特徴で、異なる考え方や専門分野への相互理解を深め、協働して課題を発見、解決する力を身につけます。