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「アセスメントリスト」と「セルフ学修ポートフォリオ」を活用した多角的な学習成果の測定

私立 上智大学

基準4:教育課程・学修成果

「アセスメントリスト」と「セルフ学修ポートフォリオ」を活用した多角的な学習成果の測定

上智大学
種別 大学評価
年度 2023年度
区分 私立
規模(収容定員) 8,001人~
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取組み事例

学習成果の把握・評価のために作成する「アセスメント・リスト」には、全学に共通する測定方法に加えて、各学科・専攻が自らの教育課程の特徴を踏まえてアセスメント項目を設定できるようにし、学位プログラムの学習成果の把握・評価を行ったうえで、各学部・研究科では、アセスメント結果を活用し、授業設計や運営方針の見直しなど、具体的な改善につなげている。さらに、「セルフ学修ポートフォリオ」を導入して、学生が自らの学びの成果を振り返ることができるようにするなど、多角的な学習成果の測定に取り組んでいることは評価できる。

ここがポイント

  • 学習成果の把握・評価のために、全学共通の測定方法に加えて、教育課程の特徴を踏まえて各学科・専攻でアセスメント項目を設定する「アセスメント・リスト」を作成し、アセスメントの結果を授業設計や運営方針の見直しなどに活用している。
  • 「セルフ学修ポートフォリオ」を導入し、教員だけではなく学生自身が自らの学びの成果を振り返ることができるようにするなど、多角的な学習成果の測定に取り組んでいる。

大学からのコメント

各学部・研究科において学部長・研究科委員長を責任者とし、ディプロマ・ポリシーを定める学位ごとに具体的な評価方法等をアセスメント・リスト(学修成果評価の一覧)で定め、それによって学位プログラムレベルおよび個々の授業科目レベルの教学アセスメントを実施しています。教学アセスメントの結果は本学の自己点検・評価に合わせて自己点検・評価委員会委員長に報告され、学長は、自己点検・評価委員会、質保証運営会議及び大学企画会議での協議を経て、大学全体レベルの教学アセスメントを実施し、各学部、研究科の教育改善に関する検討・指示・支援を行います。

また、学生は「セルフ学修ポートフォリオ」を通じて、学修や学生生活における目標を設定し、大学での自らの学びや活動を記録しています。学修成果を可視化したデータを通じて、在学中の自らの学びを継続的に振り返りながら学修の到達度を確認し、次の課題をみつけるという「学びのサイクル」を確立することにより、生涯学び続けられる能動的な学修姿勢を身につけることを目指します。

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