基準4:教育課程・学習成果
進化し続ける体験型教員養成プロジェクト「クリスタルプラン」

種別 | 大学評価 |
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年度 | 2023年度 |
区分 | 私立 |
規模(収容定員) | ~4,000人 |
関連タグ |
取組み事例
多様化、複雑化する教育現場で実践的指導力を発揮できる教師の養成・輩出を目指し、教育学部では独自の体験型教員養成プロジェクト「クリスタルプラン」を運営し、教育委員会との連携によって小・中学校、幼稚園、特別支援学校等の豊富な実習先を確保し、初年次から教職体験を積むことに重きを置いた教育を展開している。長きにわたり同プログラムを展開するなかで、大学として積極的に連携先の地域を拡大するとともに、全ての学生が参加できるように「子ども理解科目群」を子どもと関わるボランティア活動やインターンシップ等を抱合した「子ども理解活動」に発展させるなど多数の工夫がみられる。このプログラムを目的に入学する学生も多く、社会・地域ニーズに応える教員養成教育として評価できる。
ここがポイント
- 教育学部独自の体験型教員養成プロジェクト「クリスタルプラン」を運営し、教育委員会との連携して豊富な実習先を確保し、初年次から教職体験を積むことに重きを置いた教育を展開している。
- 「クリスタルプラン」を展開するなかで、積極的に連携先地域を拡大するとともに、「子ども理解科目群」を子どもと関わるボランティア活動やインターンシップ等を抱合した「子ども理解活動」に発展させるなど多数の工夫を講じている。
大学からのコメント
岐阜聖徳学園大学のクリスタルプランは「教職体験科目群」と「子ども理解活動」という大きな柱により形成されている。
「教職体験科目群」とは、各市町の教育委員会との連携のもと1年次から教育現場を訪れ、教員としての姿勢や知識を培う取組である。
実習先は小学校、中学校、幼稚園、特別支援学校と幅広く、その数は延べ371校+31園(令和5(2023)年度現在)にのぼる。
豊富な実習先での4年間を通じた多彩な実習の体験をすることによって、教員になるための土台を築くことを目指している。
そして、教員には、子どもを理解し、子どもに関わりながら、自らの個性や能力を高めることが求められている。また、子ども一人ひとりの見取り方や集団組織力、教材研究力や構成力、企画力や運営力を養うことが必要である。「子ども理解活動」は、子どもと積極的に関わる学生の自主的な活動に焦点をあて、各活動を通じて得た学びを相互に評価し、全体で共有することで学びを深める取組である。
今後は、この取組をさらに伸長させるための検討をしているところである。

関連サイトのURL
- 岐阜聖徳学園大学 教育学部 クリスタルプラン
- https://www.shotoku.ac.jp/education/crystalplan.php