公立
国際教養大学大学院 グローバル・コミュニケーション実践研究科グローバル・コミュニケーション実践専攻
大学卒業時期や経験の異なる学生のニーズに応える柔軟な受け入れ制度
取組み事例
4月及び9月に入学時期を設定し、大学院入学前の専門分野に係る研修活動を単位として認定したり、2科目6単位までを入学前に履修することができる「プレ・グラデュエート・ステューデント制度」により、大学卒業時期が多様である入学生への対応を可能としている。また、日本語教育実践領域においては、1200時間以上の日本語教育実務経験者は教育実習期間及び在学期間を短縮できる「リカレントコース」を設置するなど、学生の多様なニーズに応える柔軟な受け入れ制度を設けていることは特色として評価できる(評価の視点4-8)。
ここがポイント
- 4月及び9月に入学時期を設定して「プレ・グラデュエート・ステューデント制度」を設け、入学前の科目履修や専門分野に係る研修活動の単位認定を通じてギャップ・イヤー活動を大学院での学修に繋げている。
- 日本語教育実践領域の「リカレントコース」では、十分な実務経験を持つ学生を対象として、教育実習期間及び在学期間の短縮を認めている。
大学からのコメント
国内の大学を3月に卒業し、9月に本大学院へ入学予定の学生を対象として、プレ・グラデュエート・ステューデント制度を設けています。入学前のギャップ・イヤー活動は、専門職経験を有する学生が、個々の活動を学術的に考察し論文にまとめるGCS610(選択必修3単位)「自省的職業経験考察」として、単位認定が可能となっています。
リカレント教育における履修科目は、次のとおりであり、1年半での修士号取得が可能です。
1年次:2年間コース履修者と同様の理論科目
2年次必修科目:JLT654(必修3単位)「日本語教育実践研究(リカレント教育)」
※2年次秋学期に履修
※学生が実習先、実習内容を立案、アレンジ、実施する。
JLT653(必修3単位)「日本語教育修了論文(リカレント教育)」
※2年次冬期に履修
※アクション・リサーチの研究手法を活用した修了論文を課しているため、
最新の先行研究を取り入れて論文を作成する。