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学生自身の目標達成・設定に向けて多様な観点から気づきを得る「リフレクションセミナー」の定期的な実施

私立 中央大学戦略経営研究科戦略経営専攻

教育課程・学習成果

学生自身の目標達成・設定に向けて多様な観点から気づきを得る「リフレクションセミナー」の定期的な実施

中央大学戦略経営研究科戦略経営専攻
種別 経営系専門職大学院認証評価
年度 2022年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

半年に一度開催する「リフレクションセミナー」において、学生が自ら設定した目標と学習状況を振り返り、グループワーク等を通じてさまざまな観点からの気づきを得て、新たな知識の獲得や実践に向けた次なる目標を設定させていることは、「戦略経営リーダー(チェンジ・リーダー)」の育成に向けた効果的な方法として評価できる(評価の視点2-23)。

ここがポイント

  • 半期に1度、入学当初における学修の目的、目標及び学習状況を照らし合わせ、自らの達成度や次のセメスターの具体的な目標を定める「リフレクションセミナー」を開催している。
  • グループワーク等を通じて他学生や教員による多様な観点からの気づきを得て、新たな知識の獲得や実践につなげる機会を設けている。

大学からのコメント

 アクション&リフレクションは、チェンジリーダーの育成のためにデザインされたプログラムである。MBA課程2年間の横串を通す形で、入学時のキックオフセミナー、必修講義である「リーダーシップコア」でのリフレクションを含む入学半年後から半年ごとに3回行われるリフレクションセミナー、そして修了時のラップアップセミナーから構成される。このような節目のセミナーに加えて、プロジェクト研究を除くすべての科目において毎回の講義後にミニットペーパーに記入することにより、学生はその回に学んだことを振り返ることができる。また、必修講義・プロジェクト研究などでも、専任教員たちから日々の振り返りを促すよう学生たちに動機づけが行われている。「リフレクション・ジャーナル」は学生の2年間を記録し振り返るために、キックオフセミナーで立てた目標、受講した授業での振り返り、ラップアップセミナーでの気づきや新たな目標などを学生自身が記入し、読み返すことでリフレクションを促すしくみとなっている。このようなアクション&リフレクションによって、問題意識→実践→内省というサイクルが習慣づけられる。

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